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SB C&S株式会社は、SwitchBot株式会社の新型スマートリモコン、「SwitchBotハブ2」の取り扱いを発表しました。3月24日に全国の家電量販店や一部ECサイトで販売を開始します。
SwitchBotハブ2は、既存の「SwitchBot ハブミニ」の上位モデルとして位置づけられるスマートリモコン。赤外線リモコンを認識させることにより、スマートホーム非対応の家電をGoogle HomeやAlexaなどから操作できるデバイスです。
同製品は、SwitchBot社のデバイスとしては初めて「Matter」規格に対応。この規格は各メーカーや製品で乱立する操作アプリや通信機器などを統一することを目的としたもので、AppleやAmazon、Googleなどが参加するConnectivity Standards Allianceが策定したもの。これにより、他のスマートホームブランドの製品との連携がしやすくなることを謳います。
また、既存のSwitchBotのBluetooth接続製品も、SwitchBotハブ2に接続することによってMatterを介した制御が可能になるとのこと。これまでSwitchBotのスマートカーテンなどはApple HomeKitに非対応で利用できませんでしたが、これによりHomepodやApple Watchからの制御が行えるようになるといいます。
機能性も大幅に向上。本体には温度、湿度、照度センサーを備え、一定条件で家電を操作するといったことが可能になりました。くわえて、本体にON/OFFボタンを搭載し、一連の動作に割り当てることもできるようです。
さらに、ネットを使える人・使えない人の情報格差（デジタル・ディバイド）を考慮した機能として、「IR Decoding」機能を4月以降のアップデートにて搭載予定。対応するエアコンの赤外線リモコンから発せられた電波をSwitchBotハブ2も受け取り、アプリに反映することで使用状況の把握が可能となります。
本体価格はオープンですが、ソフトバンクのオンラインショップでは9970円。下位モデルに位置付けられたSwitchBotハブミニが5000円強、ハブ2には既存のSwitchBotボタン(2180円)と温湿度計(1980円もしくは2780円)がいわば内蔵してあるようなものですから、むしろお得なまでありそう（？）です。
