ユーザー動向調査に強い調査会社「MMD研究所」は、楽天モバイルについての調査結果を発表しました。サンプルは18歳~69歳の男女2万5000人。
楽天モバイルは2023年6月1日、パートナー回線エリアの通信容量制限を撤廃した「Rakuten最強プラン」を発表しています。
楽天モバイルメイン利用者の「Rakuten最強プラン」導入後の利用意向として、継続利用は77.1%、他社乗り換えは20.6%、解約は2.3%。
楽天モバイル以外の通信会社をメイン利用していて具体的な乗り換え検討先がある3843人を対象に、複数回答可で乗り換え検討先について訊いたところ、「楽天モバイル」が30.7%と最も多く、次いで「ahamo」が28.0%、「MVNO」
が25.4%になったとのこと。
他社から楽天モバイルへの乗り換え意向者のうち、42.3%が新プラン発表をうけて乗り換えを検討、発表関係なく契約を考えていたのは25.6%となっています。
楽天モバイルへの乗り換え検討者が多い通信サービスは「Y!mobile」「UQ mobile」「MVNO」となっています。
「Rakuten最強プラン」への継続利用・乗り換え検討理由としては、「料金が安いから」「ポイントを貯めているから」「楽天の他のサービスを使っているから」といった理由が多く挙がっています。
ちなみに5月以前に契約した楽天モバイルメイン利用者の不満としては、通信品質や速度が理由として多く挙げられました。段階的に行われるパートナーエリアの東名阪都市部繁華街への拡大や、自社回線エリアのさらなる拡大によって、通信品質の向上が行われるかどうかが契約者拡大の鍵となりそうです。
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