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Redmi 12 5G レビュー。安い、電池が持つ

 Xiaomi JapanよりRedmi 12 5Gを一定期間貸与していただいたのでレビューします。

 今回お借りしたのはスカイブルー。爽やかで良い色です。

 価格は2万9800円の廉価スマートフォンとなります。一昔前なら「安いやつはダメ、3万円出せば最低限良いのが買える」のが定番認識でしたが、通貨安と物価上昇もあって、価格の常識のラインも動きつつあります。

 そんな情勢に加えて、ここで思い出されるのがRedmi 12C。なにせmicroUSB端子の激安モデルとあって、「Xiaomi、日本事業大丈夫か……?」と思った読者の方も多いと思います。Redmi 12 5G、全然安心できないというのが正直なところでしょう。

 しかしRedmi 12 5Gは打って変わって、ライトユーザーがしっかり使える実力は秘めています。ちゃんと裏表のないUSB Type-C端子搭載。家でも、出先で電池が切れても、さっと汎用の充電器を使えます。筐体は防滴防塵。雨などの多少の水しぶき程度なら大丈夫です。

 そしてプロセッサは4nm製造のSnapdragon 4 Gen 2を搭載します。三桁型番ではない新命名規則のSnapdragonが発表されて以降、搭載端末の登場が期待されていましたが、待てど暮らせど国内市場は「Snapdragon 480とハズレの695だらけ……」と変わり映えしない状況が続いていましたが、いよいよXiaomiが持ってきてくれました。

 性能的にはSnapdragon 695にも迫ります。高品位な3Dゲーム体験は期待できませんが、良好な日常の使い勝手も期待できてくるラインです。

  • AnTuTu v10.1:41万26点
  • Geekbench 6 Single-Core:894
  • Geekbench 6 Multi-Core:2015
  • Geekbench 6 GPU:402
  • PC Mark Work 3.0:8950

 画面は90Hz駆動。廉価クラスにしては概ね快適。最新SoCを積んで良く頑張っていると思います。

 ただ動作に関して、アプリ起動時など転換時の若干のモタつきがあり、ハイエンドに慣れた自分には気になりました。これは実行メモリ4GBのためか、ストレージの読み書き速度か、SoCの非力さか、調整不足に起因するように思います。

 この低価格帯ですが、画面がとにかくデカい、見やすい。6.8型のフルHD+ディスプレイはこれでもかの情報表示量。安くてもデカい画面で動画等を楽しみたい人や視力が低下した人、マルチウィンドウを積極的に活用したい人には良いでしょう。発色は大人しめ、わずかにくすんでいるような印象ですが価格帯相応。十分見れます。HDR動画には非対応ですが、Widevine L1に対応しておりSVODは十分楽しめます。太陽光下では、輝度不足を感じる場面もあります。逆光時などはそれが顕著に出てきます。

 この価格でこの大画面!そのしわ寄せがサイズです。画面下部のベゼルも太いのでけっこう縦長。iPhone 13 ProやGalaxy Z Fold5との比較が以下の通り。

 けっこう縦長なんですよね。ポケットに入れて座った時に腰につっかかる感じが結構あります。ズボンに収納する人は、この点は事前に確認した方が良いかもしれないですね。カバンなどで持ち歩く人には問題なし。

 重量は201g。軽くはありません。

 上部には3.5mmイヤホンジャックを搭載。

バイブレーションはいまいちですが不快ということはありません。スピーカーはモノラルの上に音質はあまり良くありませんが音量は十分です。

 右側面部には電源ボタン内蔵指紋認証センサーを搭載。さっと高速に解錠できて使いやすいです。画面内指紋認証よりもぶっちゃけ快適だと思います。

 中華端末にありがちな「カメラがすぐ起動できない……」ということもありません。設定から電源ボタン二度押しによるカメラ即時起動にも対応します。

 カメラは日中屋外なら普通に撮れる廉価モデル相当。

 風景は基本的には特に味付けをしていないような色合い。「廉価モデル等で、AIカメラだの謳って彩度マシマシなのは苦手」という人にはいいかも。解像感やパープルフリンジは気になりますが、何が写ってるかはわかります。

 ご飯を撮るとややこってり、美味しそうな色合いで撮れることも少なくありません。こだわりのない人にはけっこう使える水準だと思います。

 上の寿司の次に食べたのが以下。ホワイトバランスや露出が大きくぶれがち。あまり美味しそうにも撮れませんでした。

 広角カメラの画角は若干狭め。左がRedmi 12 5G 広角カメラ、右がZenfone 10 広角カメラ。

 本機は二眼レンズですが、2つ目のカメラは超広角ではなくポートレートの深度調節用です。自分が後ろに下がって離れれば良い話ではありますが、頭の片隅に置いて使ってあげたいところ。

 気になったのは露出の一貫性の欠如で、ズーム使用時などに顕著です。

 また、空のニュアンス、階調を捉えるのもあまり得意ではありません。

 HDRがあまり賢くない、質が良くないのか、さらに暗くなった夕方には空のディテールが完全に飛んでしまいます(左)。しかし夜景モードを有効化するとしっかり撮れました(右)。光量不足時の対処として覚えておきたいところ。

 明るめの都市夜景ならともかく、暗めだと粗が出ます。ディテールの喪失、滲みが気になります。

 さらに暗いと暗部も完全に潰れてしまいます。

 画質の一貫性においてやや安定性を欠く部分はありますが、光学的特性や画質調整の傾向を理解した上で使いこなすと良いでしょう。

 電池容量は5000mAhで、電池持ちは非常に良かったです。電池持ち重視のMIUIと電力効率に優れた4nmプロセスも貢献していると思います。有線充電は18Wなので現代的な急速充電ではありませんが、寝る前にしっかり充電さえ忘れなければ問題なさそうです。

 ソフトウェアはAndroid 13ベースのMIUI 14。

 以前はiOS風のホーム画面でしたが、デフォルトでAndroid特有のアプリケーションドロワーを備えるようになりました。ステータスバーは左半分で下フリックすると通知領域、右半分で下フリックするとトグルスイッチが現れます。独特ですが、一旦覚えると便利です。

 ナビゲーションバーはカスタマイズが可能。ボタン長押しを特定機能に割り当てたり、現代的なジェスチャーナビゲーションに切り替えることも可能です。

 やや辛辣な評価を下しているように感じた人もいるかもしれませんが、全体として低価格帯相応の品質で、様々な部分で妥協は見えるエントリーモデルらしい出来栄えだと思います。

 しかしSoCは価格帯にしては高性能で画面は大きく90Hz駆動で滑らか、スッキリしたガラス素材の背面で、FeliCaや防滴防塵対応、電池持ちよし。ツボは抑えています。用途さえわきまえれば「性能が低すぎる、画面がガクガクだった」と後悔することも基本的には無いでしょう。

 イヤホンジャックやmicroSDカードスロットも搭載。個人的には不要ですが、人によってはこの辺りも選択のポイントになってくると思います。

 弱点が気にならない人にとっては、経済的なスマホとして良い選択肢になるかもしれません。

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