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次世代Apple CarPlayはこんな感じ。制御可能範囲広がる

 Appleは、昨年6月にiOS 16の発表に合わせて、iPhoneと自動車を接続するApple CarPlayのアップデートを発表しました。以降、その時点で語られていた内容はいまだ実現していませんでしたが、ついに自動車メーカーより、次世代CarPlayが将来の自動車でどう動作するかを示す画像が公開されました。ArenaEVが伝えています。

 CarPlayについて簡単に解説しておくと、スマホと自動車(ナビ)を接続し、スマホの一部アプリやアシスタント、そして地図機能などをナビ上で行えるというシステム。ナビ側は映像を表示するにとどまり、スマホ側で処理を担います。

 スマホで処理を行うため、有線や無線による接続が必要なのが難点である一方、設定はスマホ側に残されるため、レンタカーなりで利用した場合も使い慣れた操作画面を使用することができます。近年ではナビ機能を排し、CarPlayや類似のAndroid Autoを利用することで案内が行える「ディスプレイオーディオ」も普及してきています。

 話を戻します。今回次世代CarPlayの画像を公開したのは、イギリスの高級車ブランドであるアストンマーティンと、言わずと知れたドイツのポルシェ。

 ポルシェが公開した画像から確認すると、中央のディスプレイにこそ見慣れたアプリドロワーが並びますが、下部にはエアコンの温度・風量やシートヒーター・ベンチレーションのボタンなどが並び、またフルデジタルメーターや助手席用ディスプレイもCarPlayの制御下になるようです。

 それにより、空気圧やエンジンの回転数、速度なども取得できるとのことですが、Appleはこれらの自動車に由来したデータの保存及び追跡は行わないとアピールしているようです。

 アストンマーティンも同様の画像を公開しましたが、こちらは助手席側のディスプレイは見当たらず、その代わりにメーターのデザインなどが異なっています。メーカーごとに独自の世界観を実現できるような構造になっているかもしれません。

 ポルシェは次世代CarPlay対応車について公表しませんでしたが、アストンマーティンはお値段2900万円代からの高級クーペ、「DB12」に標準搭載されると明らかにしました。

情報元ArenaEV
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