Xiaomiは、同社が展開するサブブランドPOCOのミドルレンジ新モデルとして、「POCO X6」及び「POCO X6 Pro」を正式に発表しました。
本体デザインは、先代のPOCO X5シリーズに引き続き、非常に大きなカメラユニットが特徴。本体カラーは、「POCO X6」がブラック、ホワイト、ブルー、「POCO X6 Pro」は、ブラック、グレー、イエローのそれぞれ3色展開。先代にも取り扱いがあった、明るい色合いのイエローが目を惹きます。
「POCO X6」は、SoCに米QualcommのSnapdragon 7s Gen 2を採用。先代のPOCO X5 5Gは、Snapdragon 695を搭載しており、型番が600番台から700番台に引き上げられました。
一方の「POCO X6 Pro」も、台湾MediaTekのDimensity 8300 Ultraを搭載。TSMCの4nmプロセスで製造されるミドルレンジ端末向けの高性能SoCであり、Snapdragon 778Gを採用していたPOCO X5 Pro 5Gと比較して、こちらも処理性能の向上に期待が高まります。
両端末ともに、解像度1220×2712、リフレッシュレート最大120Hz駆動の6.67インチ有機ELディスプレイを搭載。ピーク輝度は1800ニト。POCOシリーズとして初めて、画面内指紋認証に対応します。
カメラは3眼構成。光学式手ぶれ補正対応の6400万画素メインカメラと、800万画素の超広角カメラ、200万画素のマクロカメラを採用します。メインカメラは、最大2倍のロスレス(ハイブリット)ズームに対応。
バッテリー容量は、「POCO X6」が5000mAh、「POCO X6 Pro」は5100mAh。どちらも、最大67Wの急速充電に対応します。
「POCO X6 Pro」は、Android 14ベースのXiaomi HyperOSを搭載。「POCO X6」は、工場出荷時にはMIUI 14ですが、アップデートでHyperOSに更新されるとのこと。また、最低3回のAndroidメジャーアップデートと、最低4年間のセキュリティアップデートを保証します。
「POCO X6」シリーズは、インド国内で先行して2024年1月16日より販売を開始します。本体価格は、「POCO X6」が249ドル(約3万6000円)から、「POCO X6 Pro」は、299ドル(約4万3300円)から。