中国の総合家電メーカーTCLは、1月7日(現地時間)より開催されたテクノロジー関連見本市「CES 2024」の会場で、新型ARグラス「RayNeo X2 Lite」を発表しました。
RayNeo X2 Liteは、2023年のCESで発表された「RayNeo X2」の派生モデルという位置付けの製品。ディスプレイは双眼フルカラーのウェーブガイド式MicroLEDを採用し、RayNeo X2と同様、外観上は通常のメガネと変わらない点が最大の特徴です。
ディスプレイのコントラスト比は最大最大10万:1、明るさは最大1500ニトとなっています。
チップセットはQualcommのARデバイス向けチップセット「Snapdragon AR1 Gen 1」を搭載。AIを利用したスマートアシスタントやリアルタイムの多言語対話翻訳、3Dマッピングを使った音声ガイド付きスマートナビゲーションなど、幅広い機能に対応可能です。
本体重量は約60g。身近な物に例えると6枚切りの食パン1枚と同じくらいの重さで、メガネ型のXRデバイスとしては比較的軽量な製品といえるでしょう。
価格や発売時期、販売エリアなどは発表されていません。
RayNeo X2 Lite | ||
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チップセット | Snapdragon AR1 Gen 1 | |
ディスプレイ | ウェーブガイド式MicroLED(双眼フルカラー)/ コントラスト比最大10万:1 / 輝度最大1500ニト | |
電源 | 接続デバイスから給電(USB-C) | |
表示形式 | AR | |
メガネ併用 | 不可 | |
筐体サイズ | 未発表 | |
重量 | 約60g |