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夢の翻訳メガネ降臨!AIスマートグラス「Even G2」ついに日本正式発売

  

 米Even Realitiesは、スマートグラス「Even G2」の日本国内における発売を発表しました。価格は9万9800円です。

 本製品は、初代モデル「Even G1」と同じく「普通のメガネに見えるAIディスプレイ付きメガネ」というコンセプトを継承しつつ、ハードウェアと操作性の両面で大幅な刷新を図った正統進化モデルという位置づけです。

 カメラやスピーカーを搭載しない「視覚特化型」という独自性を保ちながら、光学系の刷新、AIアシスタントの強化、そして専用リング「Even R1」による操作性の向上など、日常使いにおける実用性を高める改良が施されているといいます。

 旧世代機との違いは、まずハードウェアの外観と掛け心地です。Even G2ではフレームとテンプルを全面的に見直しました。フレームはマグネシウム合金、テンプルはフルチタン構造を採用。光学技術「HAO 2.0」の導入により、電子部品を内蔵するテンプルの厚みは前世代比で約53%削減されたとのこと。  

 その結果、重量は約36gという軽さを実現。さらにG2はIP67準拠の防塵・防水性能と、実使用で約2日間のバッテリー駆動、最大7回分のフル充電が可能な専用ケースを備え、毎日かけっぱなし前提の「日常使いのメガネ」として完成度を高めています。

 そして、ディスプレイと光学系の進化が、G1からG2への最大の変化点です。G1は片目あたり640×200ピクセルの緑色単色ディスプレイ、約25度の視野角、約1000nit相当の明るさ、20Hz駆動というスペックで、テキスト主体の情報表示に特化していました。

 一方、Even G2では前述した新しい光学エンジン「Even HAO 2.0」を採用し、解像度は640×350ピクセル、視野角は27.5度、輝度は1200nit、リフレッシュレートは60Hzへと強化され、表示エリアはG1比で約75%拡大したといいます。

 依然としてMicro LEDを用いた緑一色という表示は変わりませんが、輝度の向上により、日差しの強い屋外においても通知や翻訳テキストがくっきりと視認できるようになっているそうです。

 また、表示エリア(アイボックス)も拡大され、多少メガネがズレても情報を見失いにくく改善されたとのこと。翻訳、ナビゲーション、通知、テレプロンプター(原稿表示)といった情報を、必要な時だけ控えめに表示する「Heads-Up Display(ヘッドアップディスプレイ)」として機能します。

相手の外国人が話した言語を、リアルタイムで翻訳してグリーンの文字で表示

 内部の処理能力も強化しており、搭載AIモデルも刷新。

 ちなみにおさらいしておくと、G1のEven AIは、PerplexityやChatGPTなどのモデルに接続して動作する仕様上、数秒の待ち時間でテキスト回答を返す「レンズ内チャットボット」という位置付けでした。

 これに対してG2では、2025年時点の最新モデルである「Gemini 2.5」などの大規模言語モデルを活用することで、翻訳や対話の精度が向上しています。会話中にコンテキストを補足する「Conversate」機能や、会議内容をリアルタイムで要約する機能など、ビジネス用途を強く意識した機能が利用可能です。

 翻訳機能についても、対応言語はおおよそ30言語規模へ拡大し、双方向の会話をスマホ側でもその翻訳結果を文字として確認・参照できるようになるなど、G1より実運用を意識した仕様に変わりました。さらに、内蔵された4つのマイクで音声を拾う精度も改善されているとのこと。

 操作について、専用スマートリング「Even R1」の存在も大きいです。G1はフレーム後端のタッチセンサーと音声操作で全ての機能を行いますが、G2は別売りのスマートリング「Even R1」に対応しており、このデバイスと連携することで利便性が向上します。Even R1を使用すれば、手元でスクロールや選択操作が可能となり、プレゼンテーション中などに視線を落とさず原稿を読み進めるといった使い方ができます。

 ただし、R1は今のところG2のみ連携可とのことですが、今後のアップデートでG1でも利用可能予定だとしています。

 Even R1の単品価格は4万1800円ですが、現在ブラックフライデーセール中につき、12月26日までG2とのセット価格では12万700円と、R1が半額相当になっています。

 国内での販売は、Even Realities公式サイトおよび眼鏡専門店「JUN GINZA」(東京・銀座、名古屋)などで展開されます。実店舗では度付きレンズへの対応も行われます。

 主なスペックは以下の通り。

  Even G2 Even R1
カテゴリー AIディスプレイ付きスマートグラス スマートリング(コントローラー兼ヘルストラッカー)
重量 約36g 非公表(ジルコニアセラミック+ステンレス)
ディスプレイ Micro LED+HAO 2.0導波路、緑単色表示 非搭載
主な機能 Conversate会話支援、翻訳、テレプロンプト、ナビ、通知・ダッシュボード、AIアシスタント G2操作(スクロール・選択)、心拍・睡眠・歩数・消費カロリーの記録
防塵・防水 IP67 IP等級は公式未公表
バッテリー 本体で約2日、充電ケースで最大7回分のフル充電 不明
価格(日本) 9万9800円 4万1800円
セット価格 12万700円(R1が半額相当)
販売チャネル Even Realities公式オンラインストア、JUN GINZA、JUN GINZA ヒルトンプラザ名古屋店 など
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