KDDIは、通信品質に関する説明会を実施しました。
普及期は5G面的整備後に5G新周波数エリアを拡大するのが展開コンセプト。初期にはまずはエリアを広げるため4G転用も先行し、ローバンドミッドバンドで面を作ってきた。いよいよ5G普及期。
5G導入期は生活動線を優先して鉄道・商業地域を重点整備。コロナで人流止まったが、アフターコロナで復活、人流が増えたがauは人流回復にも合致して対応できた。
古いシステムとの境界、エリアのフリンジは電波が弱くなるため品質管理は難しく、境界で顧客端末が留まりすぎるとパケづまりが起きるといいます。5G対応端末使ってる人にはできるだけ5G使って欲しい、だからといって広く掴ませる設定にするとパケ詰まりが起きるので、無理のないデリケートな品質チューニングを行ってきたとのこと。アンカーバンドトラフィックも注視して、うまく4Gにも分散を実施。
同一周波数の干渉をどう防ぐか。重なってるところは出力を下げるところで干渉を防ぐ努力も。
パケ止まりは業界トップのA社水準にまで抑えているとしています。ビッグデータでの調査、パケ止まりの定義はKDDI独自基準。
4G時代からやっている端末からの情報やSNSからの収集を継続、さらに対応時間を短く。自動化で短縮。
200MHz保持によりキャパシティでもスループットでも有利に。3万4千局構築を進めており、これを本格利用していくのが普及期。
衛星との干渉を防ぐため、基地局からの出力合計どこまでなら基準を満たすか設定、下げるというコントロールをしてきましたが、これが23年度末に条件緩和されると出力を引き上げられるので、2024年度にはSub6カバーエリアが2.1万メッシュから4.3万メッシュへ、約2倍へと一気に拡大するといいます。
年末年始イベントでもしっかり品質管理。衛星通信も併用活用して対策。
スマホ直接通信の実現に向けて技術検証と制度整備の両面から推進。
通信品質でお客様に選ばれるauを目指し、品質改善を続けるとしています。
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