中国吉利汽車傘下のMeizu(魅族科技)は2月18日(現地時間)、スマートフォン事業から撤退することを明らかにしました。
MeizuのWeibo(微博)公式アカウントによると、同社は経営戦略をAI事業を中心とした形へ変更。スマートフォン事業から撤退する一方、OpenAIなど外部の大規模言語モデル(LLM)の積極的な導入を通じて、「Fyme OS」の再構築や新しいAIデバイスの開発に取り組んでいくとしています。
同社が掲げる「All in AI」の合い言葉に則り、経営資源のほとんどをAI関連へ投じる格好です。
テック系情報サイト「GSM Arena」が2月19日(現地時間)に公開した記事によると、Meizuの新しいAIデバイスとモバイルOSは、2024年後半までにリリースの予定。
スマートフォン事業からの撤退は残念ですが、AIを活用したMeizuの新製品にも期待したいところです。