
Meizu 21 ProとMeizu 22
スマホ市場撤退、その後「AIスマホ」に参入するなど話題の中国メーカーMeizu。
そのMeizuが30の海外市場に進出したと、GSMArenaが伝えました。
Dreamsmart Groupの取締役兼海外事業責任者であるGu Binbin氏によると、Meiziは国際市場への復帰からわずか1年で30の市場に進出することに成功したそうです。
Meiziは、もともとスマートフォンメーカーとして始まりましたが、その後電気自動車Geelyが買収。スマートフォン部門はDreamsmart Groupの傘下として再スタートを切り、勢いを取り戻しているそうです。
Dreamsmartはスマートフォンの開発、生産、販売に対して多額の投資を行っています。今後の計画としては、Meiziはさらに東南アジアへの展開を進め、その後中央・東ヨーロッパやラテンアメリカへと拡大していくとしています。
自動車メーカーGeelyとのパートナーシップの活用にも前向きな姿勢を示しており、一部の地域ではすでに車両とスマートフォンが一緒に宣伝販促されているそうです。新規参入市場ではまずオンラインでスマートフォンを提供しますが、実店舗の小売業者とも積極的に提携を結んでいるということです。
Meiziこれまで、中国国内で100ドルから700ドルまでの様々な価格帯の製品ラインナップがありましたが、国際市場とは異なります。海外市場では最初にミッドレンジデバイスを投入後、幅広い製品ラインナップへと拡大する計画だそうです。
確かに、Meizuの全盛期は製品こそ面白かったですが、主な市場は中国国内、そして中国国外でもロシアなどに一部投入されるのみで、世界的な勢いは全然ありませんでした。紆余曲折を経て、全盛期以上の活躍を見せてくれそうです。
すでにMWC 2025ではMeizu 22が展示されており、4月に発売される予定とのことです。