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AIに家のことなんでもやらせろ!SwitchBot AI Hub、PCを勝手に操作するOpenClawへの対応を予告

 スマートホーム製品メーカーとしておなじみSwitchBotは、同社のスマートホームハブ「SwitchBot AI Hub」を、話題沸騰中のAIエージェントプロジェクト「OpenClaw」に対応させることを予告しました。

 単なる外部連携ではなく、SwitchBot AI Hub本体の中でOpenClawを動作させる「Built-in」スタイルでの対応です。2月後半のアプリアップデートで実装予定で、3月末にはOpenClaw経由でSwitchBot Skillsへのアクセスも可能になるとのこと。

 OpenClawは、1月下旬ごろから急に盛り上がりを見せた、オープンソースのAIエージェントシステム。各種AIのAPIキーを設定してユーザーのPCやサーバーで動かすもので、WhatsAppやDiscord、Telegramといったチャットアプリを通じてやり取りします。これまでにも同様のプロジェクトは存在していました。

 しかしOpenClawが一線を画すのはその自由度の高さと危うさ。OpenClawは自身が動作しているPC上で、許諾をとれば自由にコマンドを実行することができます。つまり漏れたらいけない秘蔵の情報の流出も、システムをぶっ壊すコマンドの実行もできてしまうわけ。もちろん危険なコマンドは拒否したり許可制にしたりすることもできますが、AIが提示してきたコマンドをユーザーが適当に承認して……、というのは、絶対にあり得る事態です。そのようにセキュリティ面では重大な問題がありながらも、代償として手に入れた圧倒的自由度はとんでもない利便性を秘めています。

 今回のSwitchBotに関連する事柄でいえば、OpenClawはすでにスマートホームプラットフォーム「Home Assistant」との連携が確立済み。Home AssistantのAdd-onとして動作させたり、MCP(Model Context Protocol)経由でデバイスを制御したりする環境がコミュニティによって整備されています。従来の音声アシスタントが「電気つけて」に応答するだけなのに対し、OpenClawは複雑なオートメーションを自然言語で構成したり、動かないオートメーションをデバッグさせたりできるのが強みです。

 ちなみに、すでに筆者もHome AssistantとOpenClawの連携を試してみています。Home Assistantのオートメーションは自由過ぎるがゆえに複雑なのですが、AIにやらせることで簡単に様々な自動化を構築することができ、非常に満足しています。(SwtichBotデバイスは割とSwitchBotアプリでしか操作できない項目がある点は注意。対応してくれ!)

AIに作らせた帰宅オートメーションをデバッグさせている様子。

 SwitchBotの英語版公式アカウントが公開したデモ動画では、SwitchBot スマートテレビドアホンとの連携が紹介されています。来客がドアベルを押すとAI HubがVLMで映像を解析し、OpenClaw経由でDiscordに通知。来訪者の説明とともに「置き配でお願いします、と再生しますか?」と対応を提案してくれる内容で、ユーザーが適当に返信するだけでAI Hubが合成音声でいい感じに応答してくれるようです。

 筆者個人の考えとしては、単純な自動化より圧倒的に低速であるAIに「電気つけて」と頼むのは本末転倒だと思っています。「二酸化炭素濃度が高いですよ」みたいな通知はAIいらないですよね。それよりは、このデモのような「カメラ映像を理解した上で文脈に応じた対応を提案する」とか「複雑なオートメーションを自然言語で構成・デバッグさせる」といった、AIでなければできないタスクにこそ価値があるのではないでしょうか。

 ただ正直なところ、SwitchBot AI Hubの中でOpenClawを動かしたところで……感はあります。OpenClawは自由度の高さが売りなのに、セキュリティ上の制約からユーザーが自由にソフトを入れられないであろうSwitchBot AI Hubの上に展開しても、できることは限られそうです。とはいえ、PCを24時間つけっぱなしにする必要なく、3万9980円のハブ一台でAIエージェントなスマートホームを試せる窓口としては良いのではないでしょうか。

 ところで、筆者はSwitchBot AI Hubのレビュー案件を持っているのですが、なんと自宅ネットワークの調子が悪く正しい評価ができなかったため、しばらく塩漬けにしていました……。すいませんさっさとレビュー出します……。

情報元PR Newswire
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