中国の電気自動車メーカーNioの創業者兼CEOウィリアム・リー氏によると、初代Nio Phoneの後継モデル「Nio Phone 2」の開発が完了し、製造段階に入ったことが明らかになりました。今年後半発表予定。発売日は未定。
Nioは毎年1機種のスマートフォンのみをリリースする方針とのこと。
自動車メーカーがスマホ事業に参入した理由について、リー氏は「ファーウェイやシャオミが自動車を作っているのと同様に、Nioにとってもこれは守りの戦略」と説明しています。
実際、Nioは2024年モデルの新車購入特典として、Nio Phoneを無料で提供していると中国メディアが報じています。この無料キャンペーンの期限は3月末までとされています。
電気自動車とスマートフォンの価格を比べれば、このキャンペーンはそれほど大した特典には思えないかもしれません。しかしNio Phoneはリモートで車の施錠/解錠や始動、室内の温度調整などが可能なデジタルキーの役割も果たすため、一定の相乗効果はあるのかもしれません。