アップルのXRデバイス「Apple Vision Pro」の中国進出を、同国の大手テック企業テンセントがサポートする可能性が浮上しました。
今回の報道は、海外メディアのThe Informationなどが伝えたもので、具体的には、テンセントが展開する一部アプリを「Apple Vision Pro」で利用可能にする計画とのこと。
中国は説明不要の巨大マーケットですが、アップルがアメリカで展開するサービスやApp Storeコンテンツの一部は、同国では使用できません。テンセントと組んで、その「穴」を埋める計画なのかもしれませんね。
テンセントと言えば、2024年初頭にメタ社との提携話が保留になったという噂が出ました。
この提携、Meta Quest 3のエントリー版らしい「Quest 3 Lite」を中国本土で売ることを目的としていましたが、条件の不一致や合意の失敗などが重なった結果、メタ社側がテンセントに不合意を伝えたそうです。
今回の話を鑑みると、メタ社がダメだったのでアップルに乗り換えた……のかもしれません。今のところ正式発表は無いので、続報に注目です。