Huaweiが、Samsungを抜いて折りたたみスマートフォンの販売台数で首位に立ったようです。
Counterpoint Researchが発表した最新のレポートによると、2024年第1四半期(1月から3月)に最も多くの折りたたみスマートフォンを販売したのはHuaweiだったとのこと。
この数年、米国政府の制裁によってGoogleサービスや各種部品が入手不能となったHuaweiは、販売台数が世界のほとんどの地域で低迷していただけに、衝撃的な結果と言えそうです。
折りたたみスマートフォンと言えば先駆者であるSamsungを思い浮かべる人が多いと思われますが、Samsungは2位に甘んじました。さらに、Samsungの折りたたみスマートフォンの販売台数は、2023年第1四半期と比べて実に42%も減少しています。
一方、Huaweiは257%成長となっており、昨年のMate X5の投入後に急増した中国での販売が大きく貢献しているものと見られます。世界で失った市場を母国市場の規模で補っていることが読めます。
注目すべきは3位のHONORで、前年同期比460%成長。
そして圧倒的な増加を記録したのが、モトローラです。なんと前年同期比1473%という凄まじい成長を見せています。最近頑張っているだけありますね。
驚くべきことですが、しかしあくまで四半期、短期間の数字に過ぎないため、ここからSamsungが挽回する可能性も十分にあります。いよいよFoldを多モデル展開するなどの噂もささやかれており、次なる一手に期待したいところです。