Motorola Mobility Japanは、新製品発表会を開催。Motorolaの現況を説明、新製品「motorola razr 40 / razr 40s」を発表しました。MVNOや直販で購入できる公開市場向けSIMフリー版「razr 40」は11月22日発売、ソフトバンク版の「razr 40s」は12月8日発売。
Motorolaにとって、今年2023年は「前身会社の設立から95周年」、そして「携帯通信ビジネス立ち上げ50周年」の節目の年にあたるといいます。
日本市場で再出発した2019年、翌年2020年には売上2倍に。これはディストリビューションチャンネルやリテールチャンネルの新規開拓や、パートナーとの新しいコラボレーションが貢献したとのこと。
そこから四苦八苦していたものの、記念すべき2023年度の見込み出荷台数は、2022年の倍となる大幅な成長を記録。
ワイモバイルのmoto g53yが好調、夏にはMediaTekプロセッサ搭載のIP68防水防塵とFeliCaに対応した薄型ミッドレンジedge 40を投入、当時Snapdragon 695だらけで停滞感のあった市場に面白い選択肢を提供。折り畳みハイエンドrazr 40 Ultraも投入し、非常に好評だったといいます。
世界市場では出荷台数の伸びており、数年かけて数倍に成長していく見込みの折り畳みスマホ。新鮮なフォームファクタではあるものの、日本ではまだ。
こうした背景のなか、本日発表する新製品がmotorola razr 40/40s。
razr 40 Ultraは高級価格帯製品で手が出せなかった人が多かったなか、お手頃価格のrazr 40/sでテクノロジーの民主化を目指します。
また、キャンディバー(ストレート)タイプでの違いがわかりにくくなるなか、はっきりと見た目の異なる差別化要素を持った折り畳みスマホによって、ガラケーの時に色んなモデルがたくさんあったようなワクワク感を提供したい、「こんな使い方ができて新しいね」と感じてもらえる製品を出し続けていきたいとの狙いがあるとのこと。
MNOとしてはソフトバンクが独占します。ソフトバンク株式会社モバイル事業推進本部 本部長の郷司雅通氏によれば、ソフトバンクはこれまでスマートフォン分野で様々な挑戦をしてきたといいます。
非常に販売の好調だったg53yを通じて、Motorolaと近年非常に強力なパートナーシップを構築。世界規模で伸びる折り畳みスマホの市場価値を見出し、今回の端末投入へと議論が結実したとのこと。
ただ利用者を調査すると、折り畳みスマホの不安要素として28%が「壊れやすそう」、48%が「高い」だったとのこと。
そこで全国92店舗を持つiCrackedと提携し、すぐに修理可能に。月額980円の安心保証パックNEXT加入で修理代金0円(破損/水濡れ/全損修理は1年毎に2回まで)になるとのこと。
端末代金も約12万円、MNPまたは22歳以下新規で指定プラン加入なら10万円を切る価格に。これでフォルダブルスマホを一気に市場に普及させていきたい考え。
MVNOとしてはIIJが独占。IIJでは一括価格11万2000円、セール価格9万5800円、MNP価格ではなんと7万9800円に。
出荷時Android 13、OSアップデートは発売から2回、セキュリティは3年間とのこと。
2000年代初頭に世界で人気だったRAZRを考えると、折り畳みといえばモトローラというイメージを持つ人もいるでしょう。今回の衝撃価格の新機種は、折り畳みスマホ普及の起爆剤となるのでしょうか。期待したいところです。
詳細はソフトバンクの公式サイト(https://www.softbank.jp/mobile/)でご確認下さい。[AD] |
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