會原 
2025年に登場予定のiPhone 17シリーズについて、著名な証券アナリストのMing-Chi Kuo（郭明錤）氏が言及しました。
それによると、最上位モデルのiPhone 17 Pro Maxのみが12GBの実行メモリを搭載するとのこと。これはAppleスマートフォン史上最大の容量となる見通し。
強化されたオンデバイスAI機能がiPhone 17 Pro Maxの大きなセールスポイントになるとも言及しており、詳細は不明ですが、実行メモリを活かしてより高度な処理を行うとの見立てでしょう。
また、他の端末にも言及。同世代のiPhone 17、iPhone 17 Pro、SE4、そして未登場の「超薄型iPhone」は、すべて実行8GBメモリになるとのこと。
超薄型iPhoneは、iPhone Slimなどの名称で噂されている端末です。Plusを置き換える形で登場する見通し。今回のKuo氏の情報でも、Plusが存在せず、超薄型iPhoneが登場しているので、噂を追認しています。
iPhone miniが廃止されて、あまり面白みのないPlusが登場したので、iPhone 17世代は楽しみですね。AQUOS zeroシリーズやXiaomi Mi 11 Liteのファンにとっては待望でしょう。
また、Kuo氏は、iPhone 17 Pro Maxがグラファイトシートとベイパーチャンバー（VC）技術を組み合わせた冷却システムを備えるといいます。iPhone、長時間録画やゲームでは発熱するので、これは嬉しい進化となりそうです。なお2025年の他の新型iPhoneモデルでは、熱管理にグラファイトシートのみを引き続き使用するといいます。
Pro Maxは現在、新モデル出荷の約40％を占めており、ハードウェア製品の中でAppleの売上高と利益に最も大きく貢献しているとされています。Pro Maxに最高のスペックを提供するという差別化戦略は今後も継続されることが予想されるとKuo氏は〆ました。
Ming-Chi Kuo氏は、TF証券のアナリスト。「リーカー」と呼ばれる人は無数にいますが、サプライチェーン筋からの情報を総合することで、直近ではなく「Appleの次の一手」を投資家向けの予測レポートとして提供し、Apple関連情報の的中実績も豊富であることから、凡百のリーカーとは完全に一線を画する存在です。Apple以外では、HuaweiのHonor事業売却も的中させています。
Among the 2025 new iPhone models, only the iPhone 17 Pro Max will feature the following specifications:
1. 12GB DRAM (while the ultra-thin iPhone, iPhone 17, iPhone 17 Pro, and SE4 will all have 8GB). Enhanced on-device AI capabilities will likely be a major selling point for…
— 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) (@mingchikuo) August 29, 2024
