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小さくて持ちやすい絶妙スマホ!新星「Jelly Max」のクラファンが開始中

 中国の新興スマートフォンメーカー Unihertzの新型スマートフォン「Jelly Max」について、メーカーから提供してもらった実機(試作機)を使ってみたので紹介します。現在クラウドファンディングサイトKickstarterにて出資募集中です。

 まず、Unihertzって何?という人のために説明すると、この会社は、BlackBerry や Nothing Phone のデザインを模倣した機種や、超小型スマホ Jelly シリーズで知られています。模倣というと聞こえは良くないかもしれませんが、実はBlackBerry Keyシリーズ(またはBlackBerry Passport)のファンにとっては、待ち望んだ後継機が不存在という状況の中で、後継機っぽい機種が出たということで、ちょっと嬉しい存在でした。

BlackBerry Passportファンが歓喜したTitan

ガラケーよりも小さいJelly

 さて、本題の Jelly Max ですが、これが意外と良かったです!画面サイズは 5 インチ。「Jelly」なのに大きくなっちゃったの?と思われるかもしれません。でも、実際に使ってみると、とても使いやすいサイズなんです。

 幅はわずか 62mm。これは片手操作がしやすいとされる65mm以下というラインをクリアしています。このラインはXperia CompactやAQUOS Compactも意識していたところでしたね。

 形状は BALMUDA Phone にかなり似ています。あの尖ったデザインをマイルドにして、ちょうどネガを解消したモデルみたいな感じになってますね。例えば、指紋認証センサーが電源ボタンと別になっていて使いやすいとか、湾曲が過度じゃないので持ちやすいとか。BALMUDA Phoneの後継機を待ち望んだ人にとってもちょっとうれしい機種になっていますよ。

 サイズ感良く持ち心地良好、片手で全ての操作ができるんです。背面のデザインも程よくラウンドしていて、滑りにくく、絶妙なグリップ感があります。そして、なんか懐かしい感じもするんですよね。10年以上前のスマホとかを引っ張り出すと「あ、だから懐かしいのか!」と納得するはずです。

左からJelly Max, Xperia X10

左からZenfone 10, Xperia XZ1 Compact, Jelly Max, Xperia X10, Rakuten Mini

 カメラは1億画素のメインカメラと 3.4倍望遠カメラを搭載しています。クラファン中なので仕方ないですが現時点ではソフトウェアが未完成で、うまく機能していない部分もありますが、望遠カメラがついているのは良いポイントですね。やはり望遠の画角は撮影していて楽しいものだからです。製品一般販売開始時のコンディションに期待したいところです。

OS Android 14
SoC Dimensity 7300 (5G) Octa-Core 2.0-2.6 GHz
メモリ 12GB
容量 256GB
画面 5.05型 (720×1520)
カメラ 1億画素 + 800万画素望遠
インカメラ 3200万画素
電池 4000mAh
寸法 128.7 × 62.7 × 16.3 mm, 180g
その他 5G対応、66W充電、指紋認証(背面)、顔認証、NFC、赤外線ポート、USB OTG、プログラマブルボタン、FMラジオ

 一つ難点があります。それは重さです。公称重量は180gなんですが、これが意外と重く感じるんです。小さくて分厚いので、重量が凝縮されているんですね。懐かしい感じなんだけどここが違和感だな~となります。

 総合的に見ると、Jelly Maxは非常に面白い機種だと感じました。小型でありながら使いやすいです。ぜひクラウドファンディングをチェックしてみてくださいね。現在259ドルから出資募集中です。

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