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読売新聞にアクセスするとガチの詐欺広告が表示されて危険だと話題に。

 読売新聞は、「サポートを装った怪しい警告にご注意を」との記事を7月19日に掲載しました。

 これは読売新聞オンラインによく表示されるとSNSで話題となっている「サポート詐欺」と呼ばれる類型の詐欺をめぐる対応。

 具体的には、ファイアウォール更新・スパイウェア感染などの虚偽の警告が表示され、サポートセンターを装った詐欺の窓口に誘導されるという悪質な手口です。クリックを伴わずとも突然、このような警告画面が表示されるそうです。おそらく広告のJavaScriptを悪用して詐欺を行っている業者がいるのだと推定されます。

 読売新聞が7月19日に注意喚起の記事を上げたあとも、読売新聞では同様の事象が確認されています。なんとサポート詐欺の注意喚起の記事を見ると、そのサポート詐欺が表示されるという報告も。

 ちなみに筆者はこの記事を書くために何度もアクセスしたものの、再現できませんでしたので、この記事は下書きに眠っていました。とはいえ、JavaScriptで暗号資産を採掘するCoinhiveの試みが起訴(のちに最高裁判所で無罪判決)された時に論点になった、不正指令電磁的記録に関する罪の「電子計算機を使用する際に意図に沿わない動作」だよなあ……という具合に社会的な意義のある事件で、しかも読売新聞が認識したかと思いきや、その後も詐欺が継続しているのは流石にどうなのかと思ったので、取り急ぎ記事を公開することにしました。本件に関連する情報提供はXのDM・メールフォームでお受けしています。

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