サムスンの新型フォルダブルスマートフォン「Galaxy Z Fold Special Edition」の画像が初めて漏洩しました。Android Headlinesがこのリーク情報を独占的に伝えています。明言されていませんが、何らかの資料に掲載されたレンダリング画像でしょう。
この新モデルは、全体的なデザインが現行の「Galaxy Z Fold6」と似ていますが、より薄型になっていることが一目で分かります。
画像を見ると、フレームは平らで、角がわずかに丸みを帯びています。カメラ部分のデザインがFold6とは異なっています。カメラ部分が少し厚くなっているように見えますが、本体自体が薄くなっているためかもしれません。
背面は金属のようなブラッシュ加工が施されていますが、おそらくガラス素材に特殊な加工を施したものだと考えられるとのこと。電源ボタンは指紋センサーを兼ねており、音量ボタンはその上に配置。
Galaxy Z Fold Special Editionの寸法は、Evan Blass氏が伝えており、開いた状態で4.9mm、閉じた状態で10.6mmの薄さになるとのことです。また、2億画素のメインカメラを搭載し、カバーディスプレイは6.5インチ、内側の折りたたみ式ディスプレイは8インチになるそうです。
残念ながら、このモデルは中国と韓国でのみ発売される可能性があるとの噂もあるそうです。
中国メーカーの折りたたみスマホは、激しい競争の結果、カメラの強化と激しい薄型軽量化を両立、機能性やデザイン性に優れたものが続々と出てきています。既に折りたたみスマホの開拓者であるGalaxy Foldシリーズを凌駕しているといっても過言ではありません。これらに対抗する特別モデルとの意味合いがあるでしょうから、市場が絞られる事自体は特に違和感はありません。
たとえば日本市場ではGalaxy Z Foldシリーズの対抗馬はPixel Foldシリーズぐらいしかないという、何の脅威もない状況のため、わざわざ特別モデルを出すまでもないでしょう。日本人はあまり期待せずに待つのがよさそうです。