弊誌はアフィリエイト広告を利用しています。

【朗報】主導権を失うサムスン、新機軸「巻物Galaxy」で王座へ巻き直す?12.4インチの超大型ローラブルに

 Galaxy Z ローラブル?

 The Elecの報道によると、サムスン電子は9月10日に経営陣会議を開催。ファーウェイのスマートフォン「Mate XT」に世界初を明け渡し、中国企業に折りたたみスマホの主導権を明け渡してしまったことや経営方針を議論。

 中国に遅れを取っていることについて、サムスン電子内では、スマートフォンを担当するモバイル(MX)事業部が収益性を高めるために原価削減に注力しているので当然だとの批判があるそうです。

 今年発売されたGalaxy S24シリーズやGalaxy Zシリーズの成績は芳しくないとのこと。中国企業の良質なフォルダブルスマートフォンの台頭により、期待ほどの販売増にはつながっていないようです。韓国市場での販売台数は91万台で、前年のZ5シリーズ(102万台)より10万台以上減少しているとのことです。

 市場調査会社の予測によると、サムスン電子のフォルダブルスマートフォン市場でのシェアは低下傾向にあります。トレンドフォースは2025年まではグローバルフォルダブル市場1位を維持すると予測していましたが、カウンターポイントリサーチは半年以内にサムスン電子が1位から陥落する可能性があるとしています。

 Samsungに技術力がないということはもちろんありません。中国企業に大きく先駆けて、サムスン電子は2021年に米国と韓国で3つ折りスマホ関連特許を出願。

 サムスンは折りたたむ時にZ型ではなく、内側に2回折りたたむ形のトリプル折りたたみ式携帯電話を用意しましたが、製品化しませんでした。

 サムスン電子は代わりに大型ディスプレイを丸めて使えるローラブルフォンへと、方向を転換したことが知られているとのこと。

 サムスンのローラブルフォンは、内蔵カメラをディスプレイの下に隠したアンダーパネルカメラ技術を搭載し、画面の大きさは12.4インチで大画面を採用するという噂もあるそうです。一部の見通しでは、2025年下半期に発売されるとも。

 ローラブルフォンといえば、ちょうどLGが出そうとしていて、出す前にスマホから撤退してしまっていましたね。以下、YouTubeチャンネル뻘짓연구소より。発売前に撤退で日の目を見ずに、試作機が流出したLG Rollableの勇姿が見れます。

 LGが生き延びていたら、サムスンへのいい刺激にもなって中国企業の伸張を許していなかったかもしれないですね。ローラブルスマホの製品化に期待したいところです。

 3つ折りやローラブルの問題点は、使用時以外にも折り目が外側に露出する機構上、あまりにも耐久性がなく脆弱すぎるということです。つまり売るには安心できるサポート体制が必須。日本において自社店舗を持ち修理サービスを展開、通信キャリアにも販路を持つサムスンから出てくれば、ユーザーは喜ぶでしょう。

情報元The ELEC
すまほん!!を購読しませんか?

Twitterでも最新更新を配信・通知しています

フォローする 再度表示しない