インドのタタ・エレクトロニクス工場で火災が発生し、AppleのiPhoneの部品生産が中断されたようです。ロイター通信が報じています。
火災は、工場の化学物質保管エリアから発生。火はすでに消し止められ煙も収まったと、地区行政官は述べているそうです。ただ、少なくとも10人が治療を必要とし、そのうち2人が入院したとのこと。ただ2人ともすぐに退院できる見通し。
事故の調査が必要で、月曜日までに操業再開の州の承認を得るのは難しいとみられます。火災が近隣の建物に影響を与えたかどうかは不明ですが、その中の1棟は年末までにiPhoneの組み立てを開始する予定とのこと。
Appleは脱中国のためのサプライチェーンの多様化を進め、その一環としてインドでのiPhone製造も進めてきました。
2023年には、台湾フォックスリンクのiPhone充電器ケーブルのインド工場、台湾ペガトロンのiPhone組み立てインド工場で火災が起きています。当時ペガトロンは2日間工場を停止しました。