Googleは、台湾企業HTCとの提携により、Android XRプラットフォームの開発を加速させると発表しました。
具体的には、HTCはGoogleから2億5000万ドルを受け取り、HTC VIVEのエンジニアリングチームの一部をGoogleに入社させる契約を締結したとのことです。この取引の一環として、GoogleはHTCのXR 知的財産の非独占的ライセンスを取得します。
Googleによると、同社は10年以上にわたってXR技術への投資を続けており、先月には戦略的パートナー企業との協力のもと、Android XRプラットフォームを発表。
今回の提携により、VR分野で確かな実績を持つHTC VIVEの技術チームと協力し、ヘッドセットやスマートグラスなどのエコシステム全体でAndroid XRプラットフォームの開発を加速させていくとしています。
GoogleはHTCのスマートフォン開発部隊の一部を買収したことで知られているほか、台湾にGoogleのPixelスマホ/タブレット、スマートウォッチ、Fitbit、Nestの開発拠点があります。