アップルが、Mac向けの新型ARグラスの開発を中止したことが分かりました。Bloombergのマーク・ガーマン氏が報じています。
開発コード「N107」と呼ばれていたこのデバイスは、メガネ型の形状を採用し、高度なディスプレイを搭載する計画でした。
このグラスは当初、iPhoneとの連携を目指していたとのこと。処理系をiPhoneが担うなら、Vision Proよりも大幅に価格も下げつつ軽量化できたはずです。しかしCPUとバッテリーの制限により断念、代わりにMacとの連携に方針を転換していたとされています。
Vision Proと比較して軽量化を実現し、より使いやすい製品として開発が進められていました。Vision Proは専用プロセッサーを搭載し、ヘッドバンドで頭部に固定する仕様となっています。
Appleは以前、N421というコードネームのプロジェクトをキャンセルしており、これはVision Proの1年後に市場に投入される予定だったARグラスだったそうです。
アップルは今後もVision Proの後継機開発を継続するとみられています。
筆者はXreal Oneを日常的に愛用しており、iPhoneやMacと接続して気に入っています。今回の報道が事実であれば非常に残念です。
XR分野のハードウェアで困難な状況にあるApple。先を進んでいるMetaの次期グラスOrionは2027年にも市場投入される可能性があるとみられています。Appleがその王座を次世代領域においても維持できるのか、注目です。
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