Honorは、世界最大級の電話関連の見本市であるMWC 2025において、自社フラッグシップスマホに対するサポート期間の強化を発表しました。Android Policeが伝えています。
伝えられたところによれば、Honorは自社のフラッグシップスマホに対するAndroidのバージョンアップデートとセキュリティアップデートを、それぞれ製品の登場から7年間行うことを発表しました。
新しいアップデート保証は、現行フラッグシップモデルのHonor Magic7 Proから適用される予定です。以前はMagic 7 Proに対して5年間のOSアップデートを保証していましたが、今回の発表で2032年1月までの7年間にサポート期間が延長されることになりました。これにより、Magic 7 Proは順当にいけば、OSバージョンとしてはAndroid 20まで対応することに。その頃までAndroid OSがAndroid OSであり続けるのか、未知数な部分もありますが……。
大手メーカーではこれまでGoogleとSamsungだけがAndroid勢で7年のサポートを約束していましたが、今回、ついにHonorもその流れに乗ることになりました。スマートフォンの性能向上が頭打ちになりつつあり、製品のライフサイクルが長期化する中、長期的なソフトウェアアップデートはますます重要になっているということでしょう。
今後は他のメーカーも同様の長期サポート政策を採用するかが注目されるところ。特に中国メーカーの中でHonorが先駆けとなったことで、vivoやXiaomi、OPPO系列といった競合企業が追従する可能性もありそうです。