アメリカのスマホメーカーモトローラ。同社のスマートフォンがMeta Questで使用可能になるアプリ「Smart Connect」がリリースしました。
「Smart Connect」は2024年10月に発表したアプリで今回、約半年越しに配信開始した形です。
アプリでは、接続したモトローラ製スマートフォンをQuest側から操作可能。複数のアプリを同時に使用したり、通話を行ったりできます。初期セットアップは、アプリに表示されたQRコードをQuestのカメラでスキャンして認証を行うとのこと。
米メディアUploadVRは、モトローラ製スマートフォンのシェア率は5%程度と説明しており、アプリの「効力」を得るユーザーは少数になると説明しています。
ちなみに、通常のAndroid系端末の場合は「Spatial Phone」というアプリを使うことで、同じようなミラーリングを実施可能。
VRデバイスというと、着用中にスマートフォンを確認するのが難しいのが地味な課題ですが、これらのアプリを活用することでQoLを改善できる……かもしれません。
なお、モトローラの親会社であるLenovoは、Meta Horizon OSを使用する独自のVRヘッドセットを開発中。「Smart Connect」が、このデバイスとも連携できるのか気になるところです。