Amazonが、新型HUDデバイスを開発中との情報が浮上しました。海外メディアのThe InformationやUploadVRなどが報道しています。
XR(デバイス)領域とは縁が薄いという印象のAmazonですが、実は、2019年よりスマートグラス「Echo Frames」を販売しています。
現行モデルの「Echo Frames」は、音楽やオーディオブック再生のほか、「Alexa」との対話に対応していますが、カメラ機能やディスプレイは搭載していません。
今回、情報が浮上したHMDデバイスは、メガネの片側にディスプレイを搭載するとのこと。配達ドライバー向けの製品と、一般向けモデルの2種類を開発しているそうです。
ドライバー向けの製品は、大型かつモノクロディスプレイを採用。一方の一般モデルは、よりスマートなデザインでディスプレイもフルカラーになる模様です。恐らくドライバー向けは、コストカットして多く出荷したい方針なんでしょうね。
なお、The Informationは、配送ドライバー向けのデバイスが2026年半ばに出荷を開始し、一般向けの製品は2026年末から2027年初頭にリリースすると報道しています。
メタ社が先日、開発者会議Meta Connect 2025にて新製品「Meta Ray-Ban Display」を正式発表するなど、にわかに活気づいているスマートグラス領域。これからの動向を、引き続き注視しておく必要がありそうです。