
アメリカのMagic Leapが、Googleとのパートナーシップを3年延長することを発表。新たなメガネ型デバイスのリファレンスデザインも公開しました。
Magic Leapは、2010年に創業した会社で、XRデバイス「Magic Leap 1」「Magic Leap 2」を開発したことで有名です。
Googleはかなり前からMagic Leapに関与しており、2014年にMagic Leapの初期投資家(の一部)として資金調達を主導。2024年には、両社による「多角的かつ戦略的な技術提携」を発表しています。この協業を更に延長するワケですね。

GoogleとMagic Leapが公開した新デバイスはHUD搭載のメガネ型で、スタートアップRaxiumが手掛けたマイクロLEDディスプレイと、Magic Leap製の導光板(Waveguide)を実装。
Magic Leapは、この導光板によって「現時点でのAR(技術)では稀なレベルの明瞭さと安定さを実現する」と説明しています。
両社によると同デバイスは、プロトタイプ兼リファレンスデザインとのこと。残念ながら、何らかの新製品(例:Magic Leap 3)の試作品という可能性は薄そうです。
今回の発表を鑑みるに、Magic Leapは独自デバイスの開発から、技術提供の方に重心を移した印象です。そのまま完全に方針転換するのか否か、今後の動向に注目ですね。


















