QWERTYキーボード廃止、かなり尖ってる。
GPDは2025年9月15日、携帯ゲームPC「GPD Win 5」の中国向け価格と予約開始日を発表しました。
GPD(公式サイト)は9月2日付の告知で、Win 5は「AMD Ryzen AI Max+ 395」搭載可、最大128GBのLPDDR5x 8000MT/sに対応。
この機種がすごいのは、内蔵バッテリーを搭載していないという点。なので、「外付けバッテリーか、据え置き利用か」の二択を利用者に迫ります。
据え置き利用向けには、専用の「180W AI PC DC電源アダプター」を同梱すると案内しており、高負荷ゲームや生成AI用途まで想定した設計であると強調しています。
また、外付け80Whの着脱式リチウム電池を使って持ち運ぶことが可能。電池非搭載の本体は重量565gですが、外付けすると重量は915gになります。
7インチで重量915gの携帯ゲーミングPC、バランス悪くて流石にちょっと……という感じもしますが、本体とバッテリーパックをケーブルで接続し、ポケットにバッテリーバックを入れるような使い方もできるそう。なので手への重みを抑えられるというわけです。Apple Vision Pro的発想の高性能小型PC、これだったらちょっとアリかも?
さすがにホットスワップ用の小容量電池ぐらい積んでるんじゃないかと思ったのですが、特にそういう情報は見当たりませんでした。
画面は7型のネイティブランドスケープパネルで、解像度1920×1080・120Hz駆動をうたい、AMD FreeSync Premium、6ms応答、100% sRGBに対応するとのこと。
GPD Win3/4のキーボードは無くなり、かなり挑戦的な一台となっていそうです。グローバル展開については、Indiegogoでのキャンペーンが近日開始となっており、海外向け価格も近く明らかになってきそうです。