弊誌はアフィリエイト広告を利用しています。

【朗報】アップルグラス開発中!ただしVision Pro N100(軽量版か廉価版?)はキャンセルか

 米FCC(連邦通信委員会)の公開文書に、アップルの新型ヘッドセットとみられる「A3416」が出現しました。

 同文書は「Head Mounted Device」とだけ記され、筐体イラストは現行Vision Proと同形状、無線仕様は引き続きWi-Fi 6にとどまることが確認できます。

 FCC文書の「A3416」は、廉価版ではなく現行機の小改良/後継(いわゆるVision Pro 2相当)を示す符号とみられます。A3416の世代位置づけが小改良か、完全後継かはまだは判然としません。

 その翌日の10月1日(米国時間)には、Bloombergが「アップルは軽量・廉価版のVision Pro(N100)を事実上棚上げし、Metaの路線に近いAIスマートグラス開発へリソースを振り向けている」と報じました。外電各紙もこれを追認し、2027年を視野に準備されていたものの、社内で人員をスマートグラスへ再配置したとReutersは伝えており、キャンセルの可能性が高まっています。

 A3416という型番のFCCの露出は、Vision Proの開発継続を伺わせますが、同時にBloomberg報道が指す路線転換、すなわち「Vision Proの大幅軽量刷新や廉価版よりも、まずはAIスマートグラスの量産化を優先する」という意思決定とも矛盾しません。

 要するに、ハイエンドMR HMDの系譜は継続しつつ、普及価格帯(または軽量版?)のVision Proは先送り、直近は眼鏡型デバイスに重点を置くということになりそうです。

 Appleのグラス端末のニュースは非常に嬉しい報せです。一方、気になるのがVision Proの行く末。個人的にVision Proの大きな課題は体験ではなく装着感の悪さ・機体の重さ・価格の高さのため、もし事実だとすると今後のVision Proに全く期待が持てなくなるため、心配ですね……。

すまほん!!を購読しませんか?

Twitterでも最新更新を配信・通知しています

フォローする 再度表示しない