
先日、アメリカなどで発売したXRデバイス「Samsung Galaxy XR」ですが、本体に「隠し」USB-Cポートを実装していることが判明しました。
「Samsung Galaxy XR」は韓国サムスンが手掛けた製品。「Apple Vision Pro」の対抗機にあたる製品で、GoogleのOS「Android XR」で動作し4Kディスプレイなどを搭載するハイエンド機です。ちなみに価格は1800ドル(約27万円)。
同デバイスには、充電用のUSB-Cポートがありますが、それとは別のポートがあったワケです。問題のポートは、ヘッドストラップの右側上部にあり、フタを開くことでケーブルの接続が可能になります。

現時点では、隠しポートに関するサムスンからの公式発表はありませんが、(サードパーティの)アクセサリー類を接続することを想定している可能性が高いです。
海外メディアUploadVRは、使用例としてWebカメラを接続してデバイスの視野の外を見るといった使い方を紹介しています。
「Meta Quest」シリーズや「Apple Vision Pro」は有線ケーブルの接続ポートが1つだけで、拡張性が限定しています。自由に(充電などを阻害せずに)追加デバイスを接続可能なのは「Samsung Galaxy XR」の明確な強みと評価できるでしょう。
どのような「Samsung Galaxy XR」向けの周辺機器が登場してくるのか、これからの市場の動きが楽しみですね。


















