プライバシー カテゴリの記事一覧
捜査におけるスマホ位置情報の請求は令状が必要。米最高裁判決
アメリカ合衆国の連邦最高裁判所は、政府の捜査機関が令状なしで携帯電話・スマートフォンといった端末の所在地を長時間に渡って追跡監視することはできない、との判決を下しました。複数の海外メディアが報じました。裁判官の判決は、警察が犯罪捜査において重要なツールであるスマホの記録をどのように入手するか、大きな変化をもたらします。米検察は携帯キャリアからの電話位置情報を年に数万件も要求。米司法省は、1986年...
インド13億国民の指紋・虹彩・顔を収集する、ビッグブラザー「アドハー」。
(ジョージ・オーウェルのSF小説の名著『1984年』で描かれた管理社会が到来しつつある)ニューヨーク・タイムズは、インド政府の国民管理システム「Aadhaar(アドハー)」について報じました。インドでは、国民の指紋、目の虹彩、顔をスキャンし、Aadhaarに登録しているとのこと。生体認証情報は、12桁の国民固有識別番号と紐付けられます。13億人のうち、既に11億人がAadhaarへの登録を済ませ...
中国の警察が「なりすまし詐欺」の被害を阻止!しかしその方法は……
日本でも相当前から問題になっている、「なりすまし詐欺」。以前は「オレオレ詐欺」と言ったりもしましたが、手口が巧妙化してきたため、より普遍的な名称となりました。犯人に騙されたふりをして警察に通報、カネを受け取りに来たところで逮捕……というニュースも、ちょくちょく目にします。さて、俺たちの「プライバシー無視ハイテク治安維持先進国」こと中国で、民警が「なりすまし詐欺」の犯人に13万元(1元=約17円)を...
中国のメッセージングアプリ、政府が個人情報を抜けるアプリのみ利用可能か。
中国テンセントの展開するメッセージングアプリWeChat(微信)は、ユーザーの個人情報を中国政府に共有していることがわかりました。これはWeChatのプライバシーポリシー改訂の中に明記されたもの。中国国内において適用される法律や規制を遵守するために必要であるとしています。中国政府当局に送信され得るデータとしては、氏名、連絡先、電子メールアドレス、正確なGPS位置情報、アプリ使用中に実行されたオンラ...
スパイウェア混入疑惑。ソフトバンクコマース&サービスが販売するBLU製スマホ、日本Amazonでも販売停止
セキュリティー会社Kryptowireによると、米スマートフォンメーカーBLU製のAndroidスマートフォンが、ユーザーに許可なく通話履歴、メッセージ、端末識別番号などの個人情報を中国のサーバーに送信しているとのこと。2016年11月にも指摘され、BLUは該当ソフトウェアを削除し、問題は解決済みと主張していたのですが、今年の7月末になって、KryptowireのJhonson氏が購入したBLU製...
令状のないGPS捜査は違法。最高裁判決
警察が裁判所の令状を取らず容疑者の車にGPS端末を取り付けて居場所を追跡して捜査する、いわゆる「GPS捜査」について、違法であると最高裁判所が判決したとNHKが報じました。窃盗の疑いのある45歳の被告を強制捜査するにあたり、警察がGPS端末を用いて捜査したことについての裁判でした。警察はあくまで任意捜査であるから令状なしでいいとの主張でしたが、最高裁はこの主張を退けました。令状を取らないで行うGP...
本人通知なしで警察に位置情報を送信するアップデート、ドコモ端末に一斉配信中
NTT docomoは、ユーザーのGPS位置情報をユーザー本人に通知することなく、警察などの捜査機関へ送信します。朝日新聞は、2016年夏モデルにそうした機能が搭載されると報じましたが、共同通信は既存端末にもアップデートで適用されると報じています。追記あり:ドコモの2016年夏モデル、本人通知なく位置情報を警察に送信そのアップデートはOS・ソフトウェアではなく、プリインストールアプリに対して配信す...
ガラスフィルムに+α 覗き見防止ガラスフィルム GLAST.R PRIVACY レビュー
いちど使い始めるとやめられなくなることに定評のあるガラスフィルムに新顔が登場です。なんと、待望の覗き見防止機能がついたんです。今回はSPIGEN様より評価用の機材を頂戴したので、レビューを掲載していきます。覗き見防止フィルムでプライバシーを守れ 明るさMAXの画面を斜めから覗いた図今やスマートフォンさえあれば、外出先でも資料の確認や、銀行の振り込みなど、どんなことでもできるようになりました。IDと...