XperiaP、待ちに待ったICSアップデートついに開始!
今回は一部地域にてアップデートが開始したXperiaPのROMをXDA経由でダウンロードし、flashtoolを利用して端末にインストールしました。
アップデートは、ブートローダーがアンロックしてある場合XDAよりftfをダウンロードしてflashtoolで焼くだけです。
公式のアップデートが開始された場合は、端末単体やSEUSからできるようになるかと思います。
美しさはそのまま、使いやすさはさらに向上
ICSへのアップデートによりタスクの切り替えや終了、通知領域へのウィジェット配置が可能になるなど全体的な使いやすさが向上しています。
テーマの変更や独自のウィジェットなどXperia独自の機能を維持しつつICSにアップデートされた形となるので、第一印象としてはあまり変わってないなぁと感じました。
バッテリー容量がパーセント表示になり、バッテリー容量の為に通知領域を利用する必要がなくなりました。
ホーム画面がアップデート前よりも重くなったように感じますが、ライブ壁紙を利用しなければほとんど変わりません。
テーマの変更機能で、ホームの背景がライブ壁紙「CosmicFlow」から静止画のCosmicFlowのような壁紙に変わるように変更されたのはホーム画面が重くなった為でしょうか。
ベンチマークスコアは僅かに変化
アップデート前に比べて僅かですが、ベンチマークスコアが向上しています。
AnTuTuベンチマークでは、アップデート前が5500程度だったので300程度増えています。
また、設定->開発者向けオプション->GPUレンダリングを使用にチェックを入れると体感としては変わりませんがベンチマークではスコアが上昇しました。
ミュージックはWALKMANへと変更
これはXperia系に共通することですが、ICSへのアップデートにより音楽プレイヤーがWALKMANへと変更されています。
と言っても基本的な機能に変更は無く、細かいデザイン変更と機能の追加に留まっています。
アップデート前と比べて個人的に便利だと感じたのは通知領域で曲の操作ができるようになった点ですね。
詳しい機能はXperiaSXのレビュー記事と被ってしまうのでそちらを参照して頂けると有り難いです。
総評
特に不便になったと感じる点も無く既にrootも取れるようなので、アップデートして損は無いかと思います。
アストロファイルマネージャーやEAGamesなど一部のプリインストールアプリが消去されていますが、これらのアプリはPlayストアからダウンロード可能なので不要だと判断されたのでしょう。
ユーザーからしてみれば不要なアプリが消去され、消す手間も省けるので良い傾向なのではないでしょうか。
日本のキャリアも消せないプリインストールアプリを減らす努力をして欲しいものです。
これから長く使っていくためにも、ICSだけにとどまらずJBへのアップデートへ期待したいですね。