先日、iPhone 5に挿しているSIMカードを交換してもらってきました。
症状としては、本来LTEがつながるはずの場所で3Gや圏外になったり、走行中の地下鉄などの圏外の場所からの復帰が自動的にされなかったりと、さまざまでした。これらはiPhone本体を交換しても直りませんでした。
iPhoneでよく起こっている現象のようです。そんな症状に悩まされている方もおられるのではないでしょうか?
まずは自分でもできることを
機内モードのオンオフ、端末の再起動や、ネットワーク設定のリセット、またはすべてのコンテンツと設定を消去などで、症状が改善されることがあります。まずは再起動から試しましょう。初期化は、聞くと身構える方もいるかと思いますが、iTunesやiCloudで適切にバックアップを取っておけば、ほぼ元通りの設定に戻ることが出来ます。
参考リンク・iTunesでバックアップを取る – 初めてのiPhoneの人に。
それでもダメならショップへ!
ショップに行って症状を説明しましょう。
筆者の場合、上記の再起動や設定のリセットを行ったことを報告。加えて、先にAppleストアで同様の症状を報告し、端末の交換を行っても改善されなかったことも説明したところ、SIMカードの不良と判断され、無償でSIMカードを交換されることになりました。通常は有償での交換となるところですが、不良が認められたため、無償での交換となったようです。
交換してからのiPhone
交換前に不審に思っていた点は間違いなく解決されました。目安として、交換前後に同じ建物内で行ったSpeedTestのスクリーンショットを掲載します。
こんなの、はじめて。
重要なことは速度だけではありません。左上に表示されている電波強度の数値も向上しており、なにより嬉しい変化はLTEでつながるとされるエリアでLTEでつながった、圏外からの復帰がきちんとされるようになったことです。
本当に原因がSIMカードの物理的な不良に由来するものだったのかは不明ですが、SIMカード交換後には不満は解消されました。もちろん、接続不良は地域、時間帯、端末の状態など、他にも様々な要因で起こり得るものですので、同じ不満を抱えている方の原因が必ずしもSIMカードの不良とは言い切れないということを補足させていただきます。
必ずしも不満が改善されるとは限りませんが、以前の私と同じ症状に悩まされているという方は是非お試しください。
[修正] 2013/07/01 15:10 記事内容を一部修正しました。