KDDIから販売されている「HTC J One HTL22」にAndroid 4.2.2の配信が開始されました。
変更点としては、ビデオハイライトのテーマが増えたり、カメラ起動中に画面をロングタッチすると被写体をAE/AFロックできたり、ワンセグの音声をスピーカー出力できたりといった機能追加の他に、Wi-Fi 802.11acへの対応など、細かな改善が主な内容。一覧はKDDI公式ページより。
そんな中、最も嬉しい改善点が通知バーのトグル。
従来、通知バーにはWi-Fi、BT、画面輝度などといったよく使う機能のON/OFFを行うトグルスイッチが存在せず、しかも「省電力モード」という全く使わない項目がスペースを専有するなど、とにかくHTCの通知バーは使いづらかった印象です。
しかし今回のアップデートで、あの忌まわしい「省電力モード」が表示されないように。
そして右上のボタンを押すと、「クイック設定パネル」という名称でトグルスイッチが追加されました。
また、このトグルスイッチ群は、画面上部のステータスバーを2本指で下方向にフリックすることでも呼び出すことが出来ます。
今までMoreQuicklyPanelやSwitch Pro Widgetといったアプリを入れることが必須でしたが、標準でも使いやすいと感じています。
さらに、ホームキーの長押し時に、メニューキーの挙動を割り当てることができるようになりました。非常に変則的なボタン配置を持つこの機種には、あって然るべき機能ですね。
他のAndroid端末と比べて使いづらいと思っていた点が大きく改善された、とてもありがたいアップデートだと感じます。