KDDIとSoftBankは、「iPad Air」の発売日が11月1日となることを発表しました。両社Wi-Fi+Cellular版を取り扱うとともに、SoftBankはWi-Fiモデルも11月1日にリリースします。
また、LTEに対応した第2世代「iPad mini (Retina Displayモデル)」は両社ともに11月中旬にリリースするとのこと。
いずれも正式な価格はまだ発表されていませんが、例年通りであれば、Wi-Fi版の同容量モデルより1万円前後高い価格が設定されるのではないでしょうか。Wi-Fi版の価格は以下の通り。
iPad Air Wi-Fi版 | iPad mini 2 Wi-Fi-版 | |
---|---|---|
16GB | 5万1800円 | 4万1800円 |
32GB | 6万1800円 | 5万1800円 |
64GB | 7万1800円 | 6万1800円 |
128GB | 8万1800円 | 7万1800円 |
iPad Air(第5世代iPad)は、デザインを一新。重量を450gまでダイエットし、ベゼルも43%細くなり、厚みも7.5mmまで薄くなった、スリムビューティーぶり。これは誰もが直感的に欲しくなる製品でしょう。
第2世代iPad miniは、待望のRetinaディスプレイを搭載。バッテリー容量を増加してほんの若干重量を増しつつも、駆動時間10時間をキープ。高解像度化によるしわ寄せを最小限に抑えています。これは初代iPad miniのカタログスペックに不満のあったユーザーに、買い替えや購入を強く迫る進化でしょう。
どちらも、A7プロセッサを搭載して処理能力の大幅な向上を果たしていますが、期待されていた指紋認証機能「Touch ID」を搭載していません。
個人的に買うとすればiPad mini Retinaディスプレイモデルかなと思います。初代の不満点が改善されている上、安物の多い7インチタブレットの激戦区に高級路線で挑む方針をAppleが明確に示したという意味で、非常に面白いからです。Nexus 7やKindleなど、7インチの競合は軒並み低価格ですからね。
また、どのサイズが適切か、というのは各自の用途や手のサイズにもよりますから、そのあたりもよく考えつつ購入したいところです。電子書籍を読んでいるのですが、6.44インチのXPERIA Z Ultraだと、片手でも音量キーに親指が余裕で届くので、ページ送りを片手で完結できてしまうのがいいと思うんですよね。
自分の手のサイズや用途を考慮しつつ、実機を触ったりして購入するのがよさそうです。