先日リリースされた、Tweetbot 3のアップデート版がリリースされました。修正・追加された機能のレビューをしてみようと思います。
ちなみに本来は500円での販売ですが、記事執筆現在では期間限定セールで300円で販売されています。まだ手に入れていない方はお早めに!
あの人気TwitterクライアントがついにiOS 7対応――「Tweetbot 3 for Twitter (iPhone & iPod touch)」がリリース開始!
スワイプでお気に入りに追加・リツイート
ツイートを右にスワイプすることで返信、短く右にスワイプすることでお気に入りに追加やリツイートが出来るようになりました。
お気に入り登録は確認ダイアログが表示されないので素早くお気に入りに追加することが出来、リツイートの場合は公式リツイートか引用してツイートするか選択することが出来ます。
Tweetbot 2.8以前では右スワイプは会話の表示となっていました。しかしTweetbot 3以降では右スワイプは廃止され、返信・お気に入りに追加・リツイートなどを割り当てることが出来たトリプルタップも廃止されました。今回のアップデートでトリプルタップの一部機能を右スワイプで補完出来るようになっています。
リストをメインタイムラインとして表示する
画面上部の「タイムライン」を長押しすることでリストをタイムラインとして表示することが出来るようになりました。旧バージョンからの復活ですね。
普段会話する人たちをリストに追加しておけば、Twitter全体でUserstreamの調子が悪くなった時に対応することも容易に出来ます。こんな使い方も出来る便利な機能なので要望を受けて復活したのではないでしょうか。
アイコンの表示を変更出来るように
Tweetbot 2.8以前ではアイコンの形は四角形でしたが、Tweetbot 3からは丸形になっていました。それを今回のアップデートではどちらかを選べるようになりました。また、認証済みアカウントなどにつくバッジも非表示にすることが出来るようになりました。
Twitterにおけるアイコンとは自分の顔のようなものです。当然四角形に合わせて考えて作っている人もいるでしょう。その人のアイコンが丸形で表示されるとせっかく作ったアイコンも台無しになります。そういった人のことも考えて形を選択できるようになったのではないでしょうか。
なお、四角形に設定していてもアカウント選択画面の自分のアイコンは丸形のままのようです。
フォントサイズの変更
Tweetbot 3がリリースされた当初は、iOSの設定から文字サイズを変更する必要がありました。しかし、こちらで文字サイズを変更するとDynamic Type機能をサポートしている全てのアプリの文字サイズが変更されます。Tweetbot 3だけの文字サイズを変更したいのに、電話などの他のアプリまで変更されるということはなくなりました。
雑感
また、要望の多いナイトモードは今回のアップデートでは実装されませんでしたが、現在調整中とのこと。次のアップデートに期待しましょう。
個人的にはトリプルタップ機能の復活を熱望しています。トリプルタップの一部機能を右スワイプに持ってきたような感じですが、「Favstarで見る」を割り当てていたので、もう少し細かい設定機能が欲しいところです。
それと、バックグラウンド投稿も復活もして欲しい機能のひとつです。Tweetbot 3では投稿まで少し時間が掛かるような印象を受けます。Tweetbot 3では機能のスリム化が図られているようですが、完成度の高かったTweetbot 2.8から機能を削るとなるとやはり少し物足りないかな、と思います。今後のアップデートに期待です。