朝日新聞は、Panasonicが法人向けスマートフォンの製品開発を皮切りに、スマートフォン事業に再参入する方針であることを報じました。
今回、Panasonicが再参入するのは、法人向けは生産計画が立てやすく、顧客のニーズが掴みやすいことなどが挙げられています。2月から北米に5インチのスマートフォンを法人向けに投入する模様です。法人向けを軌道に乗せ、個人向けにも再参入する機会を伺いたい考えのようです。
Panasonicは、国内外でELUGAブランドを冠したスマートフォンを個人向けに販売していましたが、撤退し、2013年8月には自社生産も取りやめています。
Panasonicは確かにスマートフォンシフトが遅く、ELUGAシリーズの品質も問題がありましたが、終盤のモデルは非常によく作りこまれ、安定もしていました。しかし主要な取引先であったNTTドコモが「ツートップ戦略」を取ったことがトドメとなり、撤退に至ってしまった印象を受けます。もしこれを機にELUGAシリーズが復活するのであれば、楽しみな話です。
情報元:朝日新聞