Nokiaは、MWC2014において新型スマートフォン「Nokia X」「Nokia X+」「Nokia XL」を正式発表しました。
本機種は、「Normandy」の開発コードネームで噂されていた、Androidベースの廉価帯スマートフォンです。UIはタイル状で、明らかにWindows Phoneを意識しています。それもそのはず、NokiaはMicrosoftに買収され傘下となっているからです。Google Playからのアプリ追加には非対応で、Nokia独自のAppStoreに対応。SkypeやOneDriveといったMicrosoftのクラウドサービスを利用できるようになっています。
今回、NOKIA Xに加え、実行用メモリを若干増やしたNOKIA X+、さらに筐体・画面サイズを拡大したNOKIA XLの計3種類が発表されました。
チップセット | Qualcomm Snapdragon S4 MSM8225 1GHz デュアルコア |
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メモリ | 512MB (X+, XLは768MB) |
フラッシュメモリ | 内蔵4GB + microSDカードスロット(最大32GB) |
ディスプレイ | 4インチ IPS液晶 WVGA(800 x 480) |
カメラ | 500万画素カメラ |
バッテリー | 1500mAh (XL:2000mAh) |
重量 | 128g (XL:190g) |
端末の価格はNokia Xが89ユーロ、X+が99ユーロ、XLが109ユーロとなっており、かなり安いことがわかります。グローバル市場での発売は、Xは近日中に、X+, XLは第2四半期とアナウンスされています。
Androidを使った低価格端末は、この世界の未来にどのような影響を及ぼすのでしょうか。期待したいところです。
情報元:Nokia