調査会社IDCは、2013年の日本の携帯電話市場に関するシェアを発表しました。
まず携帯電話全体のシェアでは、首位のAppleに続き、SHARPが健闘を見せています。これはフィーチャーフォンなどの音声端末の売上が貢献しているものと見られます。「GRATINA」などの音声端末を手がける京セラが5位に入っているのも同様の理由と見られます。
こちらはスマートフォンのみに限定したシェアです。Appleが46%と半数近いシェアとなっており、市場支配力の強さを改めて思い知らされます。
こちらではフィーチャーフォンからスマートフォン(XPERIA)へと完全にシフトしているSONYが2位となっています。スマートフォンに絞るとSHARPは3位に。富士通、サムスンが続きます。品質問題に悩む富士通、NTT docomoでのiPhoneの取り扱いに苦戦するGALAXYシリーズという構図も見えてきます。
スマートフォンも普及期に入り、少しは落ち着いてきたと思いますが、2014年は一体どのようなメーカーがシェアを獲得するのでしょうか、見守っていきたいところです。
情報元:IDC