Windows 8では、マルチディスプレイへの対応を強化しつつ、新たにMetro UIと、Modern UIアプリケーションが登場していました。タブレット端末などのタッチ操作に適したOSに進化しました。
しかしながらModern UIアプリの表示に不自由があるなど、片手落ちの部分もあったのは否めません。
ところがWindows 8.1からは、Modern UIをセカンドディスプレイでも表示できるようになり、非常に便利になりました。
そんなわけで、せっかくのWindows 8.1なので手頃なディスプレイを新調しようと探していたのですが、現在Amazonで、イイヤマのFull HD(1920×1080)ディスプレイ「E2380HSD-B1」「E2380HSD-W1」が、1万5480円にまで下がっていたので購入しました。5月15日までの期間限定セールだそうです。
23インチの大きさで見やすく、ノングレアでいい感じ。D-SUB / DVI-Dケーブルが標準同梱されており、通常はそのまま使えます。ただし、VAIO Proなどのように昨今の薄型ノートPC(いわゆるUltrabook)などでは、映像の外部出力端子がHDMIに限られている場合もあります。しかしこのイイヤマのディスプレイでは、HDMIが省かれています。
そのため、UltrabookにHDMIケーブルを接続し、ケーブルとディスプレイの接続には変換アダプターを噛ませるとよいでしょう。
Amazonベーシック ハイスピードHDMIケーブル 2.0m |
DVI→HDMI変換アダプター《HDMI:メス》《DVI24ピン:オス》 |
もしHDMIケーブルを持っていない場合、最初からHDMIとDVIが一体になったケーブルを買うとよいでしょう。
なお、HDMI端子がないので、ケーブル一本で映像+音声を出力することができないのは注意点です。HDMIのみで音声もディスプレイ側で流したい人はこちらがおすすめ。
BenQ 24型ワイドディスプレイ(5ms/フルHD/HDMI×1)
本体とディスプレイの接続に成功すると、通知が表示されます。
デフォルトでは、メインスクリーンと同一の内容をサブディスプレイに投影します。設定→PC設定の変更→PCとデバイス→ディスプレイから設定を変更できます。
複数のディスプレイの項目を「表示画面を拡張する」に変更すると、サブディスプレイに画面を拡張できます。冒頭で述べた通りModern UIアプリも表示可能。スクリーンショットを撮影すると、以下の様な横長の画像が出力されます。 IE(デスクトップ)、Mevy、YouTubeを並べた様子。分割表示もできます。
VAIO Pro 11がFull HDで、今回新調したディスプレイもFull HDです。Full HDはBlu-rayの解像度と同じです。画面を広々と利用できるので、非常に便利です。特にWindows 8.1では今まで以上に便利に使えるようになっているので、これを機会にぜひマルチディスプレイ環境を整えてみてはいかがでしょうか。
[訂正]一部表現を訂正いたしました。