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最大輝度1000カンデラ「WhiteMagic」搭載、富士通「ARROWS NX F-05F」

 NTT docomoの夏モデルとして富士通製のARROWS NX F-05Fが正式に発表されました。

 最も注目すべき差別化ポイントとしては、JDI製の「WhiteMagic(ホワイトマジック)」ディスプレイでしょう。RGB(Red, Green, Blue)に、白色の画素を加えた、いわば「RGBW液晶」であり、本来はデジタルカメラに適しているとされてきましたが、富士通はスマートフォンに採用しています。これにより、省電力性や屋外での視認性向上が期待できます。

 さらにディスプレイの最大輝度を1000カンデラにまで引き上げており、スマートフォン最高峰の画面の視認性を誇ります。 

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 従来の富士通のディスプレイの色味は好きではなかったのですが、ここ最近良くなってきたように思います。画像処理エンジンの名称も昨年冬モデルあたりから「Milbeaut Mobile」(ミルビューモバイル)から「GRANVU」(グランビュー)に変更され、傾向が変わったのでしょうか。なかなか鮮やかな表現でびっくりしました。

 本体のカラーバリエーションはゴールド、ホワイト、レッド。特にレッドの質感がいいと感じます。

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  なお、触っていて発熱やスクロールの引っかかりといったものはあまり感じませんでした。ハードウェアスペックは以下の通り。

OS Android 4.4 KitKat
CPU  Qualcomm Snapdragon 801 MSM8974AB 2.3GHz クアッドコア
メモリ  2GB
ストレージ  32GB, microSDスロット最大128GB
 ディスプレイ 5インチFHD(1920×1080) White Magic
カメラ  Exmor RS for Mobile 2070万画素  (インカメラ: 130万画素)
 バッテリー 3200 mAh 
寸法 140 × 69 × 10.4mm, 最厚部11.2mm
重量  155g
その他  防水(IPX5/IPX8), ワンセグ/フルセグ/NOTTV, FeliCa/NFC, 赤外線, VoLTE

  ジャストシステムと富士通が共同開発した「Super ATOK ULTIAS」を搭載。より豊富な変換語彙、より賢い変換精度を実現します。

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 余談ですが、Androidが普及する前、Windows Mobile版のATOKを使っていた筆者がなかなかメイン機をAndroidに乗り換えられなかったとき、富士通東芝のREGZA Phone T-01Cに、初めてAndroid版ATOKが先行搭載されることが決定し、ATOK目的で発売日に定価で購入したのが懐かしいです。今の富士通製スマートフォンを買っても、あの時の絶望のような、深い悲しみは得られないでしょうから、本当にいい時代になったものです。もうラインナップ上におかしな不良品はありません。ARROWSを含め、自分に合った夏モデルを選択できる幸せを噛みしめましょう。

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