国内向けのGALAXY S5には、目玉機能「ハイブリッドダウンロード」が削除されずに搭載されていることがわかりました。KDDI版のSCL23およびNTT docomo版のSC-04Fにて確認できました。
同機能は、グローバル版では「Download Booster(ダウンロードブースター)」と呼ばれています。大きなファイルをダウンロードする際などに、LTEとWi-Fiネットワークの両方を使うことによって、ダウンロード速度を80%~90%向上させることが可能。SAMSUNGのGALAXY S5の公式サイトでも大きく謳われている機能です。
しかしこの機能は、何らかの事情(ネットワーク負荷のため?)により、北米のAT&T、Sprint、Verizon Wirelessといった携帯キャリアでは削除されて販売されています。日本の携帯各社も、過去にはネットワーク負荷のかかる「テザリング機能」を排除することに腐心していた時期があり、グローバル版の目玉機能が削除されずに搭載されるかどうかが注目されていました。
今回、SC-04FとSCL23では、この「Download Booster」は「ハイブリッドダウンロード」の名称で無事に搭載されており、通知バーのトグルスイッチからもその機能を呼び出せるようになっています。
グローバル版との機能差を気にしていたユーザーも、これでひとつ懸念事項が消えた形となります。