ロシアのYota社は、Androidスマートフォン「YotaPhone 2」を正式に発表しました。
本機の特徴は、背面に電子ペーパー(E-Ink)の4.7インチ(qHD)ディスプレイを搭載している点です。紙に近い視認性の良さ、消費電力の低さから、テキストの閲覧はもちろん、短い通知や時刻の確認、そして長時間の読書にも耐えることができます。
性能としては5インチFHD有機ELディスプレイ、Snapdragon 800 2.2GHzクアッドコア、実行用2GBメモリ、32GBストレージ、背面8MPカメラ、前面2.1MPカメラを備えています。有機ELは焼き付きやすいので、画像や地図などを常時表示するのは不適ですが、電子ペーパーなら通電不要で同じものを表示し続けられるため、この2画面構成は使い分けが楽しそうだと感じます。
YotaPhone 2の登場はMWC2014にて告知されていましたが、満を持しての発売となります。発売日は今月中。英国での価格は555ポンド。既に英国含む欧州市場向けに、公式サイトから予約受付が開始されています。