髙橋 望 
国内でも MVNO 各社から販売されていることで注目が集まっている ASUS Zenfone ですが、来る CES 2015 に備えて各種ティザームービーを展開しています。弊サイトでも何点かのティザームービーを取り上げました。
光学ズームレンズと4GBメモリは確定。デュアルカメラは?
第2段目のティザームービーではモールス信号によって“Optical Zoom”という文字が暗号化されていました。第3段目のティザームービーも同様にモールス信号によって難読化がされていましたが、こちらはシンプルに“4GB”とだけ記されています。
スマートフォンで光学ズームが搭載されている端末は少なく、ほとんどがデジタルズームのみでした。光学ズームを利用すればデジタルズームと比べてズームをしたさいの画質の劣化を軽減できます。
続いて 4GB のメモリに関してですが、Android スマートフォンで 4GB のメモリを搭載するということは国内で展開された Zenfone 5 のようなエントリーモデルではなく、ハイエンドモデルに当たる可能性が高いです。4GB のメモリ領域を活用するためには 64bit に対応したCPUが必要となるため、採用が見込まれるチップはおおむね以下の通りです。
- QUALCOMM Snapdragon 810
- QUALCOMM Snapdragon 808
- QUALCOMM Snapdragon 610
- QUALCOMM Snapdragon 615
発表される次期を考えれば当然ですが 64bit に対応した Android 5.0 (Lollipop) を搭載してくるのも間違いないでしょ。
弊サイトでは「デュアルカメラ」として取り上げましたが、よく見ると LG製スマートフォンに見られる、背面の音量ボタンのようにも見えます。指紋認証センサーのように見えましたがここは判断が難しい所。ただ、ティザームービー内でカメラを2つ映す描写もあったので、デュアルカメラの可能性も否定できません。
物議を醸す描写のスクリーンショット
もう発表が間近に迫っていることもあることや iPhone や Galaxy のように国内での強いブランドを築いているわけでもないため Zenfone 自体に興味を持っていない方も多いかもしれませんが「どんな代わった端末が出るかな」と心を躍らせるのも一興です。
[10:45]誤植を訂正
