こんなタイミングで言うのも何ですが、1週間ぐらい前、Lenovoのオンラインショップで、ノートパソコン「ThinkPad X1 Carbon (2015)」を注文してました。例の話は1月出荷分までの話ですし、そもそもThinkPadシリーズには影響ない話なので大丈夫でしょう。
ノートPC新調を考えてみた
今使ってるVAIO Pro 11でも不満は少ないんですが、毎日持ち歩いていて、ゴム足が取れたりなど、あまり良好な状態ではないのです。あとは画面サイズがもう少しだけ欲しい。
そこでノートPCの新調を検討しました。
次機種候補の条件は、VAIO Proのように剛性があって、キーボードは今以上によくて、画面サイズおよび表示領域の広いものがいいと考えました。
PanasonicのLetsnote RZ4が耐久性もあっていいのではと思ったのですが、画面サイズが小さい。NECのUltrabookも軽くて魅力的ですが、キーボードの打ち心地が好きになれませんでした。
重量を度外視すると、これらの条件を満たすのは、ThinkPad X1 Carbon 2015年モデルかなと思いました。
X1 Carbonに決めた理由
ThinkPadシリーズは、IBM大和研究所の時代から日本人が開発していて、質実剛健・キーボードに定評のあるブランドです。事業はLenovoに売却され、現在Lenovoのもとで開発・販売が継続されています。
特にThinkPad X1 Carbonは憧れの存在でした。剛性もあり、キーボードも良くて、14インチでWQHDが選択できて、この画面サイズにしては軽くて薄い。何よりかっこいいですしね。
2世代目にあたる2014年モデルのThinkPad X1 Carbonは、F1~F12など各種キーを仮想化(Adaptive Keyboard)し、全体的にキー配列もめちゃくちゃ。キーボードあってのThinkPadなのに、キーボードが大変残念でした。プログラミングや英語入力にはまだしも、日本語入力にはちょっと……。
しかし3代目にあたる2015年モデルでは元のキー配列へと回帰しており、大変打ち心地が良さそうなので、これに決めました。
オンラインショップでX1 Carbonを注文
ディスプレイはせっかくなのでWQHD液晶を選択。オンラインショップにて注文しました。
理想的な構成にしたら結構高くなりましたが、価格はクーポンで抑えることが出来ました。
始まったばかりの「米沢生産」モデル
ちょうど始まった「米沢生産モデル」というものです。(Japan Limited Editionではありません。) LenovoがNECのPC事業を買収したことで、日本の米沢工場でThinkPad一部モデルの組み立てを行うようになったのです。米沢生産モデルのお届けは3月初旬以降とのこと。ちょっと長いですね。
国内工場での組み立てのメリットは、品質云々以上に、「注文から組み立て、発送まで日本国内で完結できる」、つまり納期が短いという点にあると思うので、今回は、ただ単に待たされてるだけの感はありますね。おそらく3月初旬以後に注文する人は、恩恵を受けられるのでしょう。
VAIOはちょっと羨ましい
注文後に、VAIO株式会社の新製品発表会があり、発表されたVAIO Z Canvasは、予想通りで、絵描きさんに良さそうではありつつも自分には縁のない製品です。
でも、伏兵のVAIO Z (2015)は、これまた出来が良さそうで、ちょっと羨ましいですね。メモリ16GBを選択できる点は特に。あとキーボードの打鍵音も静かになったとか。VAIO Fitみたいな変形PCなので、パッと見は惹かれませんけどね。
ただ、どうせ外でデジタイザーを使うわけでもなく、変形タブレットが欲しいわけでもなく。唯一無比のキーボードでX1 Carbonを選択したので、キーボードを打つのがメインの自分にとってはベストチョイスかなと。打鍵音も元から静か。この点はThinkPadブランドを強く信頼しています。(2014年版X1 Carbonがヤバすぎただけで)
まだ時間は掛かりそうですが、届くのが楽しみです。届き次第レビューしていきます。