日本Microsoftは、社員向けの会社支給端末として、Lumia 830を導入したことを発表しました。
Lumia 830は、Lumia 930の廉価版。5インチHDディスプレイ、Snapdragon 400、実行用1GBメモリ、光学手ブレ補正付きカメラを備えたWindows Phone 8.1スマートフォン。Windows 10 Mobileへのアップデートも予定されています。
配布端末は日本で活用できるよう、技術適合認証を取得し、技適マークを付与しているとのこと。
ただし、直ちに日本市場に導入されることを意味するわけではなく、あくまで社員向けの端末という位置付けに留まります。
日本Microsoftは、2011年8月に発売された富士通東芝製のWindows Phone「IS12T」を、社員向け端末として導入しました。しかしあれ以来、一体何をやっているのか、日本市場にはWindows Phoneが投入されておらず、社員向け端末も更新されないまま。
これまで、4年前の化石端末IS12Tをずっと社員に使わせ続けていたわけですが、これにて無事、IS12Tは退役し、新しい端末に更新されることになります。(とはいえLumia 830は昨年発売のモデルですが)
なんとも首をひねらざるを得ない話ですが、いい加減、Windowsスマホが日本市場にも正式投入されるきっかけになることを願います。