SHARPのレコーダーは、テレビドラマを毎シーズン、1話~4話のみ自動録画してくれる「ドラ丸」機能があるので便利です。今期はTBSの「重判出来!」が面白いです。
ちなみにアニメファンならドラマではなくアニメの毎シーズン録画に設定変更することも可能。(自分は地上波深夜アニメはdアニメストアなどのSVODでチェックしているので、レコーダーはドラマの録画に割り当てています)
昨年の人気ドラマ「民王」の、番外編が、今年毎週連続で放送されており、当然ドラ丸が自動録画してくれるものと思ってい楽しみにしていたのですが、実際は録画対象に含まれておらず、完全にスルーされていました。危うく見逃すところでした。
ドラ丸は、連作のドラマのみ録画対象としています。ドラマでも、2時間スペシャルなどの単独放送が対象外となります。この点については知っていました。(昨年、フジの『デート』の特別編を録り逃したため)
しかし民王の特別編は毎週連続で放送されるので、てっきり録画されるものだと思っていました。フジの「土ドラ」枠は、全4話でもちゃんと録画されますからね。
民王の特別編は毎週連続放送とはいえ、全2話という短さに加えて、「新たなる陰謀」「恋する総裁選」と異なるサブタイトルが付いているので、レコーダーがうまく認識できなかったのでしょう。これは盲点でした。
あくまでドラ丸は通常の毎週連続放送にのみ対応できるけれども、特別編には対応できない可能性が高いというのは赤線を引いて覚えておいて、定期的にチェックするのが肝要です。
ちなみに民王は、「オレたちバブル入行組(半沢直樹原作)」の作者池井戸潤の小説を原作としたテレビドラマです。何かの衝撃で「俺がお前で、お前が俺!」と人格が交互に入れ替わってしまうライトノベルや漫画にありふれた設定を、人気小説家の池井戸潤が描いていて、入れ替わるのが豪傑な総理大臣とボンクラ息子という配置の妙が最高に笑えますね。ボンクラ息子を演じる菅田将暉の演技もよく頑張っています。原作との相違もありますが、ドラマ版も社会風刺ネタを含めたギャグが面白くてテンポも良いのでとても楽しめます。
そういえば、昨年放映の民王第3話で、ボンクラ息子の人格が総理大臣の中に入っている時、政治討論番組で「若い人は生活が苦しい、携帯代金が高い」というシーンがあるのですが、あの話が放映されてからまもなく現実で首相の携帯値下げ指示が……おっと誰かきたようだ(冗談です)