株式会社モスフードサービスは、三井住友カードと連携し、全国のモスバーガーで7月4日よりJRの交通系ICカードによる決済を展開すると発表しました。
利用できるカードは「Kitaka」「Suica」「PASMO」「TOICA」「manaca(マナカ)」「ICOCA」「SUGOCA」「nimoca」「はやかけん」の9種類。(PiTaPaは対象外)
7月4日より導入開始。店舗数は1358店舗。
モスバーガーでは既に楽天Edyは利用可能となっており、ここに新たにSuicaなどの交通系ICカードが加わるという形になります。つまりクレジットカード決済可能な端末は各店舗に設置がなされているということですから、VISAなどのクレジットカード決済も時間の問題でしょうね。
Suicaを利用できるiPhoneやApple WatchのApple Payでも、モスバーガーで決済できることになります。Apple PayのFeliCaへの対応は、日本におけるスマートフォン決済への追い風になっている一面があります。このような大きな流れに他の大手チェーンも乗る動きがあります。競合マクドナルドやコンビニなども決済端末の整備を進めています。
世界各国で急速に普及が進むモバイル決済は、日本銀行の調査によれば、日本ではわずかに6%しか利用されていません。Apple Payは日本におけるモバイル決済普及の起爆剤となりそうで、期待しておきたいところです。