中国スマホ紀行:地方都市、スマホショップ百花繚乱

 華為(HUAWEI)、小米(Xiaomi)と、新興メーカーが次々に出て来る中国。既にスマホ普及率は58%(2016年現在、騰迅・大楚網より)と、その市場規模はあまりにも巨大です。そんな中国の、地方都市の事情はどうなのか?上海から高速バスで1時間超、江蘇省太倉市の沙渓鎮を訪ねました。

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 明清の頃の街並みが遺り、昔は商業都市だったと言います。日本でいえば、10万石の城下町くらいの規模でした。人口10万人くらいの、小さな歴史のある町(商店街はシャッター化していない)、という感じです。

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 そんな歴史ある小さな町にも、スマホのブランドショップや、キャリア各社代理店のスマホショップが、ズラズラ立ち並んでいます。10件以上を確認しました。下手すれば、この町で飲食店の次に多いものは、スマホのショップじゃないかという勢いです。

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 日本でも話題の、スマホ決済で乗れるシェア自転車。古めかしい塀、最新のシェア自転車サービス、その待機画面が中国共産党のスローガン「社会主義核心価値観」という組み合わせが、なんともシュールです。

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(中国の歴史、先進性、統治体制の象徴が一堂に会するシュールな一枚)

 中国電信(チャイナ・テレコム)の通信プラン。蘇州周辺通話無料・通信容量40GB・全国無料通話500分間で99元(約1,600円)。中国江南地区の給与・物価水準は東京の半分くらいと考えても、かなり安いですね。

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 中国では、公共交通機関や飲食店でスマホを使って動画を視聴している人が多いのですが、通信料の安さも理由の一つだと思います。

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 外観とあまりにもミスマッチな、いい雰囲気のスマホショップがあったので、店員さんにオススメの機種を聞いてみました。

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――売れ筋の機種は何ですか?

 売れ筋と言われても……価格帯として、1,000元台、2,000元台、3,000元台(※1元=約16円)がありますが、いくらくらいのを探していますか?

――何元くらいのものが人気ですか?

 1000元台だと、「金立M5」が1,499元で、一番安いです。

金立公式サイトより

(Gionee M5 https://shop.gionee.com/goods/980より)

――カタログはありますか?実行メモリは何GBでしょうか

 カタログはありません。メモリは16GBです。

――実行メモリで16GBはあり得ないのでは

(実行メモリを端末で表示して)2GBでした。まあ、2GB も4GBも同じですよ(笑)。

――せやな(笑)

 


 バスターミナル近くのショッピングモール内にある、別の店にも行ってみました。

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――オススメのスマホはありますか?

 あなたが気に入ったものがオススメですよ。

――カメラの性能がいいものは?

 それはもう、OPPOのR11(2,990元)ですよ。カメラスマホとして有名です。触ってみてください。

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 R11で売場を撮影してみた感想としては、コントラストは低めで画像処理もかかっておらず、「素直に写している」という感じでした。

 各メーカーの製品を並べているスマホショップは、基本的に「予算の合うものを、自分で触って、好きに選んでね」というスタンスで、お店の方からオススメや商品説明はあまりしないようです。

 一方、HUAWEI、OPPO、VIVOなどそれぞれのブランドショップでは、立て板に水で接客し、スペックなどについて細かい説明をしてくれました。