没落のサムスン。中国での市場シェアが2%まで下落か

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 今年の第1四半期に、スマホの世界シェアNo.1を奪還した韓国Samsungですが、中国市場では急激にシェアを縮小しつつあります。

なぜ?世界のサムスン、中国市場では急落

 第2四半期には3%まで下落、第3四半期の数字は未公開ですが、販売状況から「2%を割り込むのでは」との観測が、搜狐などで伝えられています。

 全世界で人気を博する大ブランドのサムスンが、なぜ中国市場では惨敗を喫しているのか?今年上半期にサムスンが発表した最新フラッグシップ・S8は全世界で2,000万台を売り上げましたが、中国では30万台に止まったと言います。

 また、今年上半期に発売されたNote8は、韓国国内で一週間以内に30万台を販売しましたが、中国での予約数は僅かに数千台と、「華為や小米の端数にもならない」惨状だったそうです。

 サムスンが中国市場で没落している理由として、次のように分析されています。

理由その1:価格が高すぎる

 サムスンのスマホはデザインと性能は十分強いものの、高額な販売価格はコストパフォーマンスが低く、中国人ユーザーが国産スマホを選択するようになった。と指摘されています。つまるところ、価格が高いということです。

理由その2:中国国産スマホの勃興

 中国国内メーカーの成長が、サムスンやアップルなどの海外ブランドへの圧力となっているようです。

理由その3:昨年のNote7爆発事件

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 やはり大きかったのは、Galaxy Note 7の爆発事件。中華圏で非常に人気の高かったGalaxy Noteシリーズの信頼性が大きく揺らぐ出来事でした。「サムスンへの信用も吹き飛んだ」と、やや強い表現がされています。

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衰退するサムスン、明日はどっちだ?

 また、販売台数と市場シェアの下落よりも深刻な問題として、「サムスンファン」層が、基礎から崩壊していると指摘します。「身の回りでサムスンのスマホを使用している人が見当たらなくなったし、街でもサムスンを見かけるのは稀」だと言います。

 サムスン衰退の原因に、「THAAD配備問題」を挙げている記事が最近突然見当たらなくなったのは、10月末の中韓関係改善に関する合意を受けたものでしょうか。統制が行き届いていますね。

 なお、アップルについては、「ここ2年でかなりブランドイメージに手垢がついてしまったものの、ファン層は依然として健在」だと紹介しています。

 すっかり中国の消費者からそっぽを向かれてしまったサムスンは、インドなどの新興国市場でも中国勢の猛攻を受けており、今後は厳しい戦いとなりそうです。